鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3931回】 2022年に強化したいこと

2021年10月04日 | 住宅コンサルタントとして

2021年も残り3カ月を切りました。

 

今年は、クライアント様の業績が本当に素晴らしく、

過去からの課題を解決されたクライアント様もおられ、

本当に良い一年となるでしょう。

 

ただ、経営者が考えなくてはならないのは、

うまくいっている時こそ、そこに落とし穴がある、

ということで、市場の変化を予測し、

そこに自社の商品やサービス、マーケティングを合わせ続ける、

そのために変化進化し続ける、ということが重要です。

 

私自身は、ここ3年くらいは、

とにかく業界外を見まくる中で、

そこから住宅会社はどう変わっていくべきか、

というヒントを得ていました。

 

過去、調査と言えば、全国の住宅会社を回っていたのですが、

ここ3年くらいは、とにかくいろんな施設や繁盛店を

見まくっておりました。

 

そんな中であることに気づきました。

 

ここ最近、一般ユーザーに対しての関心が弱くなっていて、

かつ一般ユーザーの調査をできていない、ということです。

 

そこで2022年は、下記2点のことに取り組みたい、

ということが自分の中で固まりました。

 

まず1点目。

 

数社のクライアント様のご協力をいただき、

クライアント様で家を建てられたOB様に対し、

インタビューをさせていただき、

家を建てる真の動機であったり、

家を建ててからのご家族の変化を教えていただいたりする中で、

次の発想の種を得られれば、と思っております。

 

出来れば6社、30組くらいのOB様に

インタビューをさせていただければ、と

勝手に考えております。

 

そしてそこから得たさまざまな情報をクライアント様でシェアし、

さまざまなマーケティングやセールスに生かしたいと思っています。

 

そして2点目。

 

クライアント様の土日の商談の風景や

見学会会場のチェック、

スタジオ内での接客などの現場チェックを

行わせていただきたいと思います。

 

昔はクライアント様の売り場のチェックを

定期的に行わせていただいていたのですが、

これもしばらくご無沙汰していました。

 

やはりお客様をお迎えする現場が

魅力的でなければ、

どれだけSNS等で発信を強化しても

意味ないこととなるでしょう。

 

ということで、2022年は一般のエンドユーザー様の調査と

クライアント様の現場力を高めることに時間を割かせてもらって、

さまざまなところへの調査は減らす1年にしたいと思っています。

 

ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

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