鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3932回】 社内での共通言語があるか?

2021年10月05日 | 住宅コンサルタントとして

皆さんの会社の中には、社内で共通言語はありますか?

 

私、過去勤めさせていただいた会社では、

次のような共通言語がありました。

 

「6Σ」

「TH3-7運動」

「3PPM以下」

「ワイガヤ」

「成功の三要素」

「○○流」

「○○っぽくない」

 

こういう社内共通言語がある会社は、

組織力が高いと感じます。

 

社員さんがある一定数いる組織になると、

本当に一体感を維持しにくくなります。

 

育ってきた環境も、

親の教育も、

考え方や経験量も、

もちろん価値観も皆、バラバラ。

 

言語の理解も本当に差が出ます。

 

ゆえに、社内で言葉の定義をおこない、

それを皆で繰り返し使っていくことで、

価値観やベクトルが合ってくるようになります。

 

昨日、お伺いしていたクライアント様では、

皆さんの口から「和談」という言葉が

頻繁に出てきました。

 

相手が言ったことを、とにかく否定することなく受け入れ、

 

「なるほど」

「それもあるね!」

「知らなった」

 

というような反応に自然となるコミュニケーションのこと。

 

チーム内でのミーティングや

いろんな人たちとのコミュニケーション時に、

この和談を心掛けるということを徹底されています。

 

なのでとにかくこちら側も提案しやすいですし、

出来ることはなんでもさせていただこう、という気持ちになります。

 

共通言語をつくって、理解や認識の差を小さくしていきましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする