鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4600回】 定期的にあらわれる壁

2023年08月04日 | 住宅コンサルタントとして

どんなに優秀な会社でも、

どれだけ優れたビジネスパーソンでも、

仕事の結果が順調である、という機関が

ずっと続く訳ではありません。

 

別に手を抜いている訳ではなく、

以前と同じ、いやそれ以上に真剣に取り組んでいるのに、

結果が出なくなったり、不調に陥ることはあるのです。

 

この要因はいくつかあるかと思いますが、

一つの要因は、ライバル会社の進化成長や

市場のお客様の嗜好の変化など、外部環境の変化。

 

そしてもう一つの要因は、

慣れや慢心などにより、

仕事の精度や品質が落ちたり、

お客様にこちらの慢心さが伝わったりするなど、

自分自身に原因があるケース。

 

いずれにしても、結果が出ていない、ということは、

お客様に選ばれる水準にない、という現実を

神様から教えていただいている訳なので、

自分たちが変わるしかありません。

 

原因が、外部環境の変化にある場合は、

自社の商品やサービス、マーケティングの質を上げたり、

情報発信の媒体を変えたり、発信頻度を高めたり、

営業ツールの見直しであったり価格や仕様の変更など。

 

仮説を立てて、実行し、検証し、改善するのみです。

 

また自分自身に原因がある場合は、

初心を思い出すこと、

一つひとつの仕事を丁寧におこなうこと、

仕事があることへの感謝の気持ちを再認識すること、

「細部に神宿る」という言葉を忘れず、

細かい部分こそ丁寧に慎重におこなうことなどをするだけです。

 

そしてこれもまた、仮説を立て、実行し、検証し、改善する、

ということを高速で回すのみです。

 

壁にぶち当たった際、「どうすればいいんだ」と

ひたすら悩んだり、落ち込んだりする暇があれば、

仮説を立ててとっとと実行し、

その原因がどこにあるのかを探った方がよっぽど良い。

 

私自身、壁にぶち当たったら、

何をすべきかをリスト化して、

片っ端から実行していきます。

 

すると行動していく中でいつの間にか解決することが多く、

自分の場合は単純に行動量が不足していることが原因、

ということが多いのですね。

 

どれだけ真面目にコツコツと取り組んでいても、

定期的に壁にぶち当たることはあるでしょう。

 

その時の自分なりの対処の仕方を決めておくと良いと思います。

 

行動でしか、壁は乗り越えられないのです。

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