鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3197回】 「よく分からないけれど、やってみます!」と言えるか?

2019年10月01日 | 住宅コンサルタントとして

この数年の市場の変化、顧客の変化のスピードに

大半の企業、経営者がついていけておりません。

 

結果、業績に苦しんでおられたり、

数年先のビジョンをイメージできない会社が多いのです。

 

企業経営における原理原則は、

順調なうちに未来の手を打つことのみ。

 

新しい商品開発、新しい業態づくり、新しい販売方法など、

常に新しいことにチャレンジしたり、

今のやり方を他社が真似できないくらい深堀りしたり。

 

ライバルに対し、圧倒的に差をつけていく活動を

コツコツとやり続けることです。

 

そんな中、弊社では市場の変化についていくために、

必死で情報をキャッチし続けております。

 

そしてこれは絶対にやった方が良いであろうことを

クライアント様にご提案しております。

 

ただ、クライアント様からすれば、

やったことがないことが大半で、

私が提案したことにチャレンジした後の

結果がイメージできない、ということも承知しております。

 

それを「それをやったことはないけれど、やってみます!」

と信じてやっていただけるクライアント様が

結局は時代の変化についていけるのだと痛感しています。

 

「やったことがないこと」=「イメージできないこと」、

だからやらない。

 

これでは結局のところ、

消費者の変化についていけないので、

結果は悪化する一方となっていくのです。

 

自分がイメージできないことを挑戦もしない、という体質は、

自身の進化成長を止めてしまうのです。

 

もちろん、失敗したら経営が崩壊してしまう、というような

大きな投資には慎重にならなくてはなりませんが、

それほど大きなことではなければ、イメージできなくてもやってみる、

という体質の会社が勝ち残ります。

 

「よく分からないけれど、やってみます」

 

と言えますか?

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