鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3312回】 尽くし甲斐がある組織か?

2020年01月24日 | 住宅コンサルタントとして

伸びる会社に共通するポイントは、

とにかく素直で提案されたことをそのまま実行することと、

行動が速く、提案されたことが翌日には形になっているということ。

 

すなわち、素直さとスピード感が圧倒的に違うということです。

 

伸びない会社は、トップ自身、自分が納得したこと、

自分が理解できることの領域内のことしかやらないので、

トップ自身が時代の変化について来れてない場合、

マーケットにおける正解からドンドン離れて行ってしまうのです。

 

また実行に移す場合でも、トップのこだわりが強すぎるため、

動き出している周囲にブレーキばかりかけてしまって、

そのうちにスタッフさんや外部の業者さんたちのモチベーションが

大いに下げることにつながってしまうのですね。

 

周囲のモチベーションを高めなければならないトップが、

逆に周囲のモチベーションを下げるようなことは避けないといけませんね。

 

逆に伸びる会社に共通するのは、

周囲を信じて、任せて下さるという人間性を

トップが持っているということ。

 

もちろん、チェックはされるのですが、

チェックの際、指摘される部分も

重箱の隅をつつくような指摘はされず、

明らかにまずい点だけをシンプルにおっしゃるので、

周囲はその指摘に納得するわけです。

 

ご提案したことをすぐに取り組んで下さるトップだと、

周囲は尽くし甲斐があるのです。

 

逆にトップがボトルネックになっていたり、

重箱の隅をつつくような指摘ばかりしたり、

スピードを落とすようなことばかりをしていると、

組織内も外部の業者さんたちも、

やる気がドンドン無くなってしまう。

 

こういうことをトップは知っておくべきでしょう。

 

社内や外部の業者さんたちが尽くし甲斐がある会社をつくっていきたいですね。


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