自分で決めたことをやり抜いたり、
困難にぶち当たっても乗り越える能力を
非認知能力と言います。
(学校のテストなど、数字で表れる能力が認知能力)
欧米では、ビジネスの世界で成功する上で、
この非認知能力こそが重要であり、
子どもの教育でも非認知能力を向上させることに
非常に力を入れているのが現実です。
で、手前味噌ではありますが、
我が家の子ども達はこの非認知能力に関して、
結構高いなぁ、と感じております。
長男にしても次男にしても、
自分の人生をどう生きていくのか、
何をやりたいのかを自分なりに考えていて、
今の現状で満足することなく、
自分で目標を定め、努力をしているのですね。
親の私たちが、完全に子どもに負けております・・・。
長男も新しいことにチャレンジすべく、
警察官を続けながら、コツコツと努力しています。
次男に関しては、スペインから帰国後も
毎日スペイン語を勉強し続け、
更には毎日、ワールドビジネスサテライトを見ながら筋トレ、
そしてテレビ東京のビジネス系の番組を見まくっております。
これをやると決めたら、自分の意思で継続できるのです。
ノーベル生理学・医学賞を受賞された、
IPS細胞の山中伸弥さんと
小児専門の脳科学者で小児科医の成田奈緒子さんの
共著の本を読んだのですが、
その本の中で、子どもをほったらかし、
自分で選んだことに挑戦させることが
非常に大事である、と書かれていました。
振り返ると、その部分は私たちはできていたかなと思います。
そして自分で決めたことが成功しようが、失敗しようが、
全てそれらを受け止め、そこから何を学ぶかが大事である、
ということだけは伝えてきたつもりですが、
こういうほったらかし状態で、自分で決めさせることが
子どもの非認知能力を高めることにつながるのかな、
と感じています。
自分で考えさせること。
自分で決断させること。
どんな結果になろうが、それらを余裕を持って受け入れること。
子育てのポイントだと個人的に思っています。