「ワークライフバランス」という言葉を使ったり、
「仕事とプライベートをきちんと分けたいです」
というビジネスパーソンは、
住宅業界において、お客様に支持されない、
と個人的に思っています。
こういう話をすると、すぐに
「プライベートを犠牲にして仕事をしないと、
営業マンとして大成しないということですか?」
みたいなことを質問してくる方がいるのですが、
そういう次元の低い極論を言っているのではないのです。
営業マンやマーケティング担当者は、
全てお客様の立場で物事を考えられなくてはなりません。
例えば、自分がお客様だとしたら、
仕事とプライベートを分けたいという営業さんより、
「仕事もプライベートも両方大切で、
仕事も趣味も両方好きです」
という営業さんから買いたいです。
お客様と割り切って付き合う営業さんより
「お客様も友人も家族も、皆大好きです」
という営業さんの方が魅力的じゃないですか?
今、そういう考えの私も、
実は20代前半の頃は完全に仕事をナメ腐っていて、
仕事とプライベートを分けたいと思っていました。
休みの日に仕事の依頼を受けるのも
本当に面倒だと感じていて、
上司や先輩からの依頼をいかに交わすか、
ということに頭を使っていたと思います。
でもいろんなことを勉強していく中で、
一流のビジネスパーソンはとにかく量をやっていること。
そして自分のことも大切にしているが、
お客様にお尽くしし、
お客様に満足していただくことに喜びを感じる、
ということを知って、
とにかくお客様が喜ばれることをやってみよう、
とやってみたら、いろんな方から感謝され、
自分から買ってくれるお客様が着実に増えたのです。
そしてお客様に満足していただくことが
段々趣味のようになっていったのですね。
気づけば、
仕事もプライベートも家族も趣味もみんな大切で、
何をやっていても楽しい、と思えるようになったのです。
実際、弊社のクライアント様の優秀な営業さんは、
皆、無理して営業しているのではなく、
楽しんで仕事をしています。
お客様のご都合で仮に休日出ることがあっても、
商談を楽しんでやっています。
自分の都合しか考えられない人は、
そもそも営業に向かないのです。