鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3219回】 大手家電量販店の取り組み

2019年10月23日 | 住宅コンサルタントとして

個人的に家電量販店のビジネスモデルは終わると思っておりました。

 

かなり以前、業界最大手のお店に数回行きましたが、

まあ、店員さんの教育がなっていない。

 

態度が悪くて、とてもこの人から買いたいと思えませんでした。

 

また我が家の場合、

家電はインテリアとして見るので、デザイン性も重要なのですが、

家電量販店には機能性重視の品揃えなので、

欲しいものが無い、ということが大半でした。

 

そういう理由で、我が家ではネットで購入したり、

雑貨屋さんやメーカー直のネット購入でやってきました。

(炊飯器はバーミキュラ、ケトルは雑貨屋さんで購入、

トースターはバルミューダ、スピーカーはboseなど)

 

ネットで情報収集することに長けた若い方が

家電しか扱っていない家電量販店で商品を買う機会は

年々減少の一途を辿ると思っておりました。

 

しかしながら、私、知らなかったのですが、

家電量販店の中には、集客UPのために

いろんな取り組みをしているのです。

 

かなり以前から、ヨドバシやビッグは、

駅前の一等地に大きなビルを建てて

そこに集客力があるいろんな店舗をテナントで入ってもらい、

トータルでの集客力を高める、ということをしていました。

 

郊外型の量販店がやっていることが、かなり面白いのですね。

 

ヤマダ電機は、何とシャトレーゼのFCに加盟し、

自分の店舗内でシャトレーゼを開業し、

小さなお子様をお持ちのご家族などを集客している、

ということが新聞に掲載されていました。

 

これからの時代、いろんなお店と組んで、

どんな業態に見せていくのか、ということが重要になるでしょう。

 

柔軟な発想と行動力に加え、日頃からいろんな業種の方から

 

「あなたのお店となら、組みたい!」

 

と思っていただけるだけの魅力的な会社になっていなければ、

集客力はジリ貧になっていくことでしょう。

 

だから経営者は、

自社の魅力度を高めていかなくてはならないことを

忘れてはいけないのです。


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