おかげさまでここ20年強は、
仕事面において非常に順調なのですが、
学生時代、それから社会人3年目頃までは
数多くの失敗をしてきました。
つらいこと、逃げ出したいと思ったこと、
それから当時の自分からすれば修羅場も多々、
経験してきたと思います。
まず学生時代ですが、
家庭教師とコンビニ、レンタルCD店など、
数々のアルバイトでクビになったことがあります。
当時、私はかなり世の中をナメておりあMして、
態度がかなり悪かったのです。
その後、テニスのインストラクターをさせていただくようになりました。
最終的には3つのテニスクラブで、
週に18クラスを担当させてもらうという、
学生コーチとしてはかなり稼がせていただくようになりましたが、
うち2つのテニスクラブでは、
生徒さんからクレームが入ったこともあります。
自分が担当させてもらっていたクラスの約80%は女性で、
しかも土日や平日の夜は若い方が大半だったのですが、
特定の波長が合う方とは、思いっきり楽しそうに接し、
絡みにくいタイプの方にはかなり事務的な対応だったのでしょう。
その方から、思いっきりクレームが入ったことがあります。
社会に出てからも、
北海道で大阪のノリでいろんな方に接してしまい、
何人もの方を怒らせてしまったこともありますし、
大得意先の社長の奥様から出入り禁止をくらったこともあります。
その都度、つらかったですし、
自分にはテニスのインストラクターや営業マンの資質が欠けているかも、
と大いに落ち込むこともありました。
自分の器が小さいうちは(←今も相当小さいのですが・・・)、
「自分は何も失礼な言葉遣いや態度を取っていない」
「相手を怒らせるようなことをしていない」
と自分を正当化する考え方や発言をしていたのですが、
いろんなことを勉強していく中で、
自分の言動がどうのこうのよりも、
「相手にどう伝わったのかが全て」
ということが世の常識ということを知って、
少しずつ修正ができたような気がします。
そして、どういう発言や態度が相手の方が不快に思われるのか?
人付き合いが上手な方はどういう接し方をされているのか?
自分がたくさん失敗をした分、
いろんな方の関係性の構築の仕方を観察して学ばせていただき、
ちょっとずつ良くなってきたような気がします。
仕事に関して、量をこなすと、
人間関係面においても誰よりも数多くの失敗をするかと思います。
でもそれは、将来のために必要なプロセスのような気がします。
若いうちに失敗しても、先輩や上司がフォローしてくれます。
いろんなことにたくさんトライし、
経験値を圧倒的に得ておくことを将来の伸びしろを決めるのです。
量稽古に励みましょう!