鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3220回】 若い間にたくさんの失敗を経験しておく

2019年10月24日 | 住宅コンサルタントとして

おかげさまでここ20年強は、

仕事面において非常に順調なのですが、

学生時代、それから社会人3年目頃までは

数多くの失敗をしてきました。

 

つらいこと、逃げ出したいと思ったこと、

それから当時の自分からすれば修羅場も多々、

経験してきたと思います。

 

まず学生時代ですが、

家庭教師とコンビニ、レンタルCD店など、

数々のアルバイトでクビになったことがあります。

 

当時、私はかなり世の中をナメておりあMして、

態度がかなり悪かったのです。

 

その後、テニスのインストラクターをさせていただくようになりました。

 

最終的には3つのテニスクラブで、

週に18クラスを担当させてもらうという、

学生コーチとしてはかなり稼がせていただくようになりましたが、

うち2つのテニスクラブでは、

生徒さんからクレームが入ったこともあります。

 

自分が担当させてもらっていたクラスの約80%は女性で、

しかも土日や平日の夜は若い方が大半だったのですが、

特定の波長が合う方とは、思いっきり楽しそうに接し、

絡みにくいタイプの方にはかなり事務的な対応だったのでしょう。

 

その方から、思いっきりクレームが入ったことがあります。

 

社会に出てからも、

北海道で大阪のノリでいろんな方に接してしまい、

何人もの方を怒らせてしまったこともありますし、

大得意先の社長の奥様から出入り禁止をくらったこともあります。

 

その都度、つらかったですし、

自分にはテニスのインストラクターや営業マンの資質が欠けているかも、

と大いに落ち込むこともありました。

 

自分の器が小さいうちは(←今も相当小さいのですが・・・)、

 

「自分は何も失礼な言葉遣いや態度を取っていない」

「相手を怒らせるようなことをしていない」

 

と自分を正当化する考え方や発言をしていたのですが、

いろんなことを勉強していく中で、

自分の言動がどうのこうのよりも、

 

「相手にどう伝わったのかが全て」

 

ということが世の常識ということを知って、

少しずつ修正ができたような気がします。

 

そして、どういう発言や態度が相手の方が不快に思われるのか?

人付き合いが上手な方はどういう接し方をされているのか?

 

自分がたくさん失敗をした分、

いろんな方の関係性の構築の仕方を観察して学ばせていただき、

ちょっとずつ良くなってきたような気がします。

 

仕事に関して、量をこなすと、

人間関係面においても誰よりも数多くの失敗をするかと思います。

 

でもそれは、将来のために必要なプロセスのような気がします。

 

若いうちに失敗しても、先輩や上司がフォローしてくれます。

 

いろんなことにたくさんトライし、

経験値を圧倒的に得ておくことを将来の伸びしろを決めるのです。

 

量稽古に励みましょう!


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