自分の周辺の小さな輪の中だけで生活してきて、
世の常識や標準を知らないまま、
年齢だけは重ねてきたオッサンを見ると、
もう本当に哀れだなぁと思いますし、
頭悪過ぎだなぁと感じてしまいます。
日本の場合、自らの報酬を上げて欲しい、
という交渉をする人がほとんどいないそうですが、
海外では自身の給与を上げて欲しい、と
直談判するケースが結構多いそうです。
でも、そういう交渉に関して、
感情を全面に出して、
「これだけのことをやっているんだから、
これくらいの給与を下さいよ!
でないと、やってられませんよ(怒)」
と要求しても、後味が悪くなるし、意味ないですよね?
社員側も経営者側も非常に冷静で、
「私はこれだけの報酬を欲しい」
「それを実現するのは、どれくらいの成果を出せばよいか?」
ということを経営者確認し、
その条件を満たすように仕事をするだけの話です。
そうすることで、経営者側も社員側も
非常にクールに仕事ができるかと思います。
そして自分がイメージする収入を得られないと分かれば、
希望の収入を得られる会社を探して転職すれば良いだけの話。
まあその際に、自分が思っているだけ収入を与えてくれる会社が
実は少ない、ということに気づいたり、
転職して1~2年の間に成果を出さなければ収入がむしろ下がる、
という現実を知ることになるのですが・・・。
ところが、世間知らずのオッサンほど、
「自分はこれだけやったんだから、これだけ下さいよ!」
ということを感情丸出しでストレートに交渉したりします。
しかもその要求額が、
一般常識と相当かけ離れていたりするのですが、
まあ世間知らずだから、世間の基準を知らないのですね。
40歳を超えて、こんな子どものような対応しかできない、
世間知らずのオッサンは、
正直、どの会社もいらない、ということになるでしょう。
いい歳こいたオッサンで世間知らずだと、
もう本当にどの組織からもいらない、と判断されます、マジで・・・。
仕事で良いパフォーマンスを出せたとしても、
ビジネスパーソンとしての常識や良識を持っていない人は、
40歳を超えた途端、一気に需要が無くなる、
ということを知っておいた方が良いでしょう。
交渉はあくまでも冷静に、論理的におこなうべきなのです。
そして若いうちからしっかりと世間を知り、
人間性を磨いて、
歳を重ねても需要があるような人間になりたいものです。