非常事態宣言が終わり、
6月になってこれまで閉店していたお店も、
結構な割合で再開するところが増えてきました。
お客様の支持を集める、
おもてなしと味が抜群なレストランは
既に予約が取れにくくなっています。
しかしながら、新幹線の搭乗率は低いですし、
アパレル業界もパッとしない様子。
ホテルは空室が目立ち、
飛行機に至っては運航率が50%未満。
今回のコロナは、いろんなことを気づかせてくれました。
まずは、
「会議や出張、ホンマにそんなに必要やった?」
ということ。
ZOOMとかで十分済む打合せとかも、
わざわざ交通機関と移動時間を使い、
地球環境を悪化させて移動していた、
ということを気づかせてくれました。
また、毎日会社に来る必要もないよね、ということも
我々に気付かせてくれました。
毎日、外に出る必要が無いので、
交通網はともかく、あそこまで過密なダイヤは不要、
ということが露呈されました。
そして、外に出なくなったことで、
服もそこまで必要ない、ということも明らかに・・・。
お客様の快適さよりも、自店の都合で
狭い空間にお客様をギュウギュウに詰め込んでいたお店も、
これまでの常識を変えなくてはならないでしょうし、
インバウンド需要を狙って、大した接客力も商品力も無いのに
観光地に大量出店していたお土産物屋さんやドラッグストアも、
自分たちが提供してきた価値の低さを痛感しているでしょう。
人の移動が減るだけで、自然環境が回復することも分かりましたし、
地球環境を維持するためには人間が増え過ぎたのかもしれません。
医療機関で働かれている方々のリスクや負担は
本当に大変かと思います。
だから我々は最大限、予防しながら、
無駄を無くし、変化に適応しながら
生産性を高めていかなくてはならない。
本当に自分たちに必要なものが見え、
価値があることと価値がないこと、
生産性を高めるために重要なポイントなどを
コロナが教えてくれたような気がしています。
私自身も、ビジネスパートナー様との打合せは
基本、リモートで対応させていただくようにしていきますし、
緊急事態には、リモートでクライアント様に
対応させていただきたいと思います。
また、オンラインを使ったさまざまな企画も、
実験的に夏過ぎからやっていきたいと思います。
皆さんの会社は、コロナによって、何に気づき、
自社をどう変えていく予定ですか?