鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第5150回】 指標で注目すべき点

2025年02月04日 | 住宅コンサルタントとして
2025年より、多棟数のクライアント様だけでなく、
全てのクライアント様に対し、
科学的な経営をしていくことをお願いしています。

この先の人口減や着工減はもちろんですが、
それ以上にさまざまな変数が重なり、
おそらく住宅業界は、今の予測よりも
かなり厳しくなります。

数字を集計するスタッフさんの数が不足していようが、
社長や幹部が右脳型の人しかいないとか、
そうした各クライアント様の事情に配慮するよりも、
ちゃんと数字を取って集計して分析し、
対策を確実に打っていく、ということが
欠かせない時代になったと感じています。

さていろんな指標を
各クライアント様にとっていただいておりますが、
私が個人的に重要だと思っている指標があります。

それは、「接客契約率」です。

新規でご来店いただいたお客様に対して、
そこから何組、ご契約をいただいたのか?

「契約棟数/新規来場数」が接客契約率です。

この数値が、前年、前々年と比較して、
下がっていたとしたら、その原因は何なのかを分析し、
対策を打たなくてはなりません。

結構な数の住宅会社は、
接客契約率を押さえていませんし、
仮に数字を押さえていたとしても、
前年や前々年と比較して
その数値が上がっているのか、下がっているのかを
チェックできるようにはなっていません。

接客契約率の推移を数年分、チェックできる会社は、
それだけで業界内でトップクラスです。

ただ、接客契約率が年々下がっていたとして、
その原因分析を間違う会社もかなり多いと思います。

私、この「接客契約率」をかなり重視していて、
この数値が下がっている住宅会社に対しては、
ある提案をおこない、確実に実施していただくよう、お願いします。

来場されるお客様から選ばれる確率が下がったとしたら、
皆さんなら原因はどこにあると分析し、
どういう手を打ちますか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【第5149回】 自分の頭... | トップ |   
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

住宅コンサルタントとして」カテゴリの最新記事