2025年より、多棟数のクライアント様だけでなく、
全てのクライアント様に対し、
科学的な経営をしていくことをお願いしています。
この先の人口減や着工減はもちろんですが、
それ以上にさまざまな変数が重なり、
おそらく住宅業界は、今の予測よりも
かなり厳しくなります。
数字を集計するスタッフさんの数が不足していようが、
社長や幹部が右脳型の人しかいないとか、
そうした各クライアント様の事情に配慮するよりも、
ちゃんと数字を取って集計して分析し、
対策を確実に打っていく、ということが
欠かせない時代になったと感じています。
さていろんな指標を
各クライアント様にとっていただいておりますが、
私が個人的に重要だと思っている指標があります。
それは、「接客契約率」です。
新規でご来店いただいたお客様に対して、
そこから何組、ご契約をいただいたのか?
「契約棟数/新規来場数」が接客契約率です。
この数値が、前年、前々年と比較して、
下がっていたとしたら、その原因は何なのかを分析し、
対策を打たなくてはなりません。
結構な数の住宅会社は、
接客契約率を押さえていませんし、
仮に数字を押さえていたとしても、
前年や前々年と比較して
その数値が上がっているのか、下がっているのかを
チェックできるようにはなっていません。
接客契約率の推移を数年分、チェックできる会社は、
それだけで業界内でトップクラスです。
ただ、接客契約率が年々下がっていたとして、
その原因分析を間違う会社もかなり多いと思います。
私、この「接客契約率」をかなり重視していて、
この数値が下がっている住宅会社に対しては、
ある提案をおこない、確実に実施していただくよう、お願いします。
来場されるお客様から選ばれる確率が下がったとしたら、
皆さんなら原因はどこにあると分析し、
どういう手を打ちますか?