鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【4688回】 思想を持つ重要性

2023年10月31日 | 住宅コンサルタントとして

優秀な会社は、商品が優れているだけではありません。

 

優秀な会社には、必ず一流の思想があります。

 

その思想に基づいて、社員さんが働き、

商品が開発され、マーケティングが展開される。

 

その思想に基づいて接客がおこなわれたり、

社員教育が行われていくのです。

 

住宅会社の場合、思想を自社内で確立できているか否かが、

2024年以降の大競争時代の中で

勝者と敗者の分かれ目になるような気がしています。

 

例えば、

 

・新卒を採用し、社員城育に力を入れ続ける

・冷暖房システムや換気システムは、シンプルな構造のものを採用する

・HEAT20G2、C値0.5以下、耐震等級3にこだわる

・基礎断熱と屋根断熱を採用する

・造作材や枠は極力薄くし、ミニマルな空間をつくる

 

などなど。

 

そしてなぜそういう思想になったのかを

全社員で深く理解する、ということも不可欠です。

 

この思想に基づいて全員が仕事をすれば、

価値観が合う一流のお客様はその価値を感じ、

選んでいただける可能性が高まるでしょう。

 

思想が確立できていて、

しかもそれが社員さんに浸透している会社には、

ブレない軸ができます。

 

そういう会社、お店って、

見る目のあるお客様からすれば、

とても魅力的に映るのです。

 

商品を売る前に自社の考え、思想をお伝えし、

そこに共感していただける会社が、

この先、生き残っていく会社です。

 

皆さんの会社には、思想がありますか?


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