鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第702回】 戦略や企画、テクニックだけでなく、経営力アップも伝えていきたい

2012年12月02日 | 住宅コンサルタントとして
経営コンサルタントに成る前は、私自身、営業マンだったこともあり、

「企業の業績は、営業力で決まる!
営業マンの営業力を高くすれば、業績が上がる」

なんてことを本気で思っていました。
(今、思うと本当に恥ずかしいです・・・)

営業力は、無いよりはあった方が良いに決まっていますが、
実際には営業力よりも売れやすくなる環境をつくれていることの方がもっと大切です。

そして、そういう環境をつくっていくこと(≒マーケティング)が出来れば、
企業の業績が高まることをこのお仕事をさせていただいて理解することが出来ました。

しかしながら、業績を高め続け、より良い会社になる上で、
社員さんのモチベーションアップ、更にはお客様や取引業者様からの応援をしていただくためには、
真の経営力を高める必要があるということにも気づいておりました。

ただ、日々時間が確保できないことを言い訳にして、
私自身、経営についてのもっと深い部分を勉強する時間をつくってこなかった、と言えるかもしれません。

今年も秋口になって、やはり経営について本格的に勉強したいと思うようなきっかけがいくつかありました。

カリスマ経営者の個人技で経営することは、
そのカリスマ経営者が引退した際に経営の柱が無くなることを意味します。

カリスマ性が先代と比較すると落ちてしまう次期経営者にスムーズにバトンを渡せるようにするためにも、
カリスマ性をそれほど必要としない経営を確立し、それに従って会社の舵を切っていけるしくみが不可欠です。

そのポイントについて、私自身、着実に理解を深めることが出来てきました。

ですので、2013年度は従来のように、企画、マーケティング、営業だけでなく、
経営力アップについても、お伝えしていければと考えております。
(もちろん、必要性があるクライアント、それから勉強会のメンバーにのみ、ですが・・・。
現状のクライアントで、素晴らしい経営力をお持ちの企業様も多いので・・・)

そして、大半のクライアントで今後ある、世代交代がスムーズにいくよう、
サポートできればと思っています。
コメント
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