鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第720回】 住宅会社のビジネスモデル

2012年12月20日 | 住宅コンサルタントとして
住宅会社のビジネスモデルとしては、大きく分けて

・総合展示場でのモデルハウス展開
・単独展示場でのモデルハウス展開
・移動型モデルハウス展開
・完成現場見学会の活用
・不動産会社やさまざまな団体とのコラボ
・経営者やスタッフの人脈での受注

の5つがあります。

これらのビジネスモデルには、それぞれ一長一短があります。

そして、個人的な意見では、移動型モデルハウスと完成現場見学会のミックスで
事業を展開していっていただくのが良いと思っています。

その理由は、クライアントの皆様や勉強会の皆様には、
何度もお伝えしているので、ご理解いただいていますよね?

そして、移動型モデルハウスと完成現場見学会を活用したビジネスモデルも、
今の時代のお客様に合わせ、ちょっと進化しなくてはならないと思っています。

これからの日本は、人口減だけでなく、世帯数も減少してきます。

本格的な縮小経済の幕開けで、これは先進国では、世界のどの国も体験したことのないことなのです。

いろんな商材が売れにくくなる、ということです。

とすれば、時代に合ったやり方をしなければなりませんし、
それを現場で実践するスタッフのオペレーションも進化する必要があるのです。

そのポイントは、一言でいうと、「経費をかけず、人手をかけず」です。

昨日は、個人的に非常に尊敬している住宅会社のクライアントで、
そのポイントについて打ち合わせをさせていただいておりました。

時代の流れやお客様に適応するために、自社のありとあらゆる部分を改善していくべき時代です。

皆さんの会社は、適応することが出来ていますか?
一昔前の成功体験を引きずっていませんか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする