鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第717回】 選挙結果を見て

2012年12月17日 | 住宅コンサルタントとして
自民党が圧勝の衆議院選挙でした。

個人的に、野田首相は好きなのですが、
過去の民主党の代表(鳩山氏、管氏、小沢氏)や頭の悪い政治家の方々のツケが
全部今回の選挙結果に出てしまった、と言う感じですよね。

野田さん、民主党の代表を辞任するとのことですが、
そうであれば、この党の魅力は個人的にゼロになります。

選挙結果だけを見れば、自民党の支持率は60%をらくらく超える感じになりますが、
是非とも新しい政府の支持率が70%に迫るような安定政権を築き、
良い政治をして欲しいと思います。

ただ、個人的には、今回のこの状況なのに、投票率が下がっているわけで、
国民の政治無関心度に関しては、世界トップレベルだなぁと思います。

GHQの日本骨抜き戦略が、見事に成功しているとも言えるでしょう。

何だか悲しくもあり、情けない気持ちになってしまいます。

政治家や官僚も悪いですが、投票しない国民もダメだと思います。
長期的視点で国をどうすべきか、そんなことを考えず、
政治家が悪いだの官僚がダメだの、文句ばかり言っているわけですから・・・。

日本の今の状況は、本当に楽観できるような状況ではないと思っています。

経済、社会保障、エネルギー、教育、被災地対策、沖縄基地問題、
そして中国や韓国との領土問題、北朝鮮問題。

「それらのことをやるのが政治家の仕事でしょ!」
という他人任せ、他人事のように考えている人が多いのではないか、と思ってしまいます。

実際にそれらに携わるのは、政治家や官僚の方々ですが、
国民として、上記問題に対して、自分なりの答えを持っておきたいものです。

そうした考えを少しでも持っている人であれば、政治家を選びたくなると思うのですが、
この投票率を見て感じるのは、目先のこと、自分のことだけしか考えられない国民の割合が
ちょっと多いのではないか、ということです。

政治家を選ぶのは国民の責任です。
もっと投票率が上がり、この国のことを真剣に考える人の割合が高くなることを望んだ1日でした。
コメント
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