鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第730回】 日本に帰ります

2012年12月30日 | 住宅コンサルタントとして
いよいよ、本日帰国の途につきます。

バルセロナ3泊→ニース3泊→バルセロナ2泊というスケジュールでしたが、
ヨーロッパの建築の奥深さを学ぶには、これでも全く日数が足りません。

今年の秋に行ったイタリアにしても、今回のスペインや南仏にしても、
もっともっと現地を見て勉強したいこと、自分の感性に刺激を与えたいことは多々あります。

インテリアに関して言えば、圧倒的に違うのが照明です。

フランスもイタリアもスペインもそうなのですが、
部屋の照明で、天井から明るく光を照らすということはありません。

全て間接照明、もしくはスタンドなどです。
もちろん、あたたかくて目に優しい、オレンジの光です。

夜になると、すごく落ち着きますし、更に自然と眠くなります。

蛍光灯の光で、しかも夜なのに異常に明るい日本とは大違いです。

更に色の使い方や家具などのセンスは、遠く及びません。
ここは、ヨーロッパにもっと学ばなくてはならないのでは、と個人的に思っています。

こちらのホテルに泊まって、ソファに座って仕事をしたり本を読んだりするのが
本当にリラックスできるのです。

ヨーロッパ滞在中に、弊社の第三期の経営計画書も無事、完成しました。

更には街並について。

ヨーロッパの街と日本や中国の街並を比較すると、やはりその差を感じます。

日本でも京都や白川郷などは素晴らしいですが、その他の地域ではその差歴然です。

景観がもっと素晴らしくなれば、これだけの安全性と清潔さのある国です。
観光客が倍増することは可能だと思います。
それによって、経済効果も間違いなくあるわけですから、
是非とも政府に取り組んでいただきたいものです。

今回は、ガウディの作品、それからコートダジュールの美しい村々から、
たくさんのヒントをいただくことが出来ました。
また、2013年はスケジュール的に視察ツアーを組めそうにないので2014年にしますが、
第二回目の視察ツアーの企画も決定しました。

本当に充実した8日間でした。

ここで学んだことを年明けのコンサルティングに活かして、
少しでもクライアントの皆様のお役に立ちたいと思っています。
コメント
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