鬼山竜也の住宅業界 商売の王道

良い家づくりに真剣に取り組んでいる方々が、お客様のためにより良い仕事が出来るようになるためのヒントになれば、嬉しいです。

【第3578回】 何で勝つかを明確に決める

2020年10月16日 | 住宅コンサルタントとして

価値観が合うクライアント様には、

明確にお伝えさせていただいておりますが、

数ある住宅会社の中から

お客様に選ばれる会社になるために、

 

「我が社はこれで勝つ!」

 

というものを決めなければなりません。

 

そして何で勝つかも明確にお伝えさせていただいております。

 

競争が激しくなる中、「何で勝つか?」ということを

自社の社員さんに明確に伝えないと、

社員さんも迷ったり、地に足がつかなかったりします。

 

そしてなぜそういう結論に至ったのかも、

分かりやすく会社側が発信していく必要があるのです。

 

弊社の場合、

全国のイケてるクライアント様の成功事例が、

毎月、情報として入ってきます。

 

成功しているクライアント様の事業展開を分類すると、

3パターンに集約されるのですね。

 

「その3パターンの中で、どの道を選択しますか?」

 

という質問をすると、

クライアント様は迷わずに決断できるのです。

 

と本人に考えてもらうのです。

 

自社の勝ちパターンを組織全員で知っている会社は、

やはりブレないし、強いと思います。

 

何で勝つか?

皆さんの会社は明確に決まっていますか?

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【第3577回】 市場の変化に適応するということ

2020年10月15日 | 住宅コンサルタントとして

全国あちこち日々、移動していて、

いろんな地域のいろんな街に行っていると、

見えてくること、感じてくることがあります。

 

今、全国的に起こっていることとして、

味も接客も高レベルの高級レストランや、

部屋が広くて洗練されていて、かつ客室露天風呂がついている、

高級宿なんかは、予約が完全に戻ってきているということ。

 

ぶっちゃけ、ほぼ予約が取れないです。

 

その一方で、大衆居酒屋などは、閑古鳥が鳴いています。

 

コロナはおそらく来年も収まらず、

仮にワクチンや治療薬が開発されたとしても、

それらも完全ではないでしょうから、

自然と人間は密を避けるようになるでしょう。

 

ということは、狭い空間に人をたくさん入れることで

何とか収益を出していたお店は、

今までと同じ商売をしていてはダメ、ということになります。

 

しかしながら、この世の変化を真正面から受け止めず、

今までと同じ状態でまだお店を開けている経営者も多いよな、

と個人的に感じています。

 

そしていずれ、お店を閉めざるを得ないでしょう。

 

個人経営の鮨屋さんの閉店が、

今年、非常に増えているというニュースも新聞で見ましたが、

私が知っている限り、個人経営の一流店は予約が取れません。

 

時代の変化に適応できない、

オーナーが勉強していない個人経営のお鮨屋さんが

過去最多のペースで閉店している、と報道すべきでしょう。

 

大阪の551蓬莱や、福井の焼き鳥の秋吉などは、

テイクアウト比率がもともと高かったので、

おそらく売上はかなり戻っていると思いますし、

マックやケンタッキーは売上が伸びています。

 

如何にテイクアウトで魅力的な食べ物を商品化できるか、

ということが重要ですし、

テイクアウトであれば、ホールスタッフも不要で、

しかも広い店舗も不要だから、ローコスト経営できますよね。

 

市場の変化に合わせて自社をつくり変える。

市場の変化に合わせて商品やサービス、販売方法を変えていく。

それがいつでもできるよう、健全経営を心掛け、

自己資本比率を高め、内部留保を貯めておく。

 

これが経営の基本です。

 

皆さんの会社は出来ているでしょうか?

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【第3576回】 食業界で起こっていることが、住宅業界で起こる

2020年10月14日 | 住宅コンサルタントとして

ライフサイクルは、衣→食→住という順番で動いていきます。

 

ラッキーなことに、

住関連は最も遅れていろんな流れが来るのです。

 

すなわち、非常に流れを読みやすい業界なのです。

 

そして食業界で起こっていることが、

時間差で住宅業界でも起こります。

 

では、食業界で起こっていることとは何か?

 

まずは専門店化、そしてチェーン店化ですね。

 

カリフォルニアテイストの家専門店とか、

北欧系住宅専門店というように、

自社のブランドは何が得意なのかということを

お客様に認知していただくマーケティングが欠かせないでしょう。

 

そしてチェーン店化の流れも止められないでしょう。

 

昔と違って、働く側に選択肢が多々ありますから、

自分の成長とやりがいを感じる仕事をしたい、と

今の若い方たちは思っています。

 

そういう環境をつくれない経営者が経営する会社には、

若くて優秀な人は応募して来ないか、来てもすぐに辞めます。

 

住宅会社の仕事は、どうしても属人的な部分が強いので、

社員さんを採用できないと運営していけません。

 

すなわち、社員さんが入社してくれない会社は、

高齢化が進み、衰退します。

 

結果、魅力的でかつ収益性を高められる会社が

大きくなっていき、多店舗展開をする、という構図になるのです。

 

そして今、食業界で起こっていることで重要なポイントがあります。

 

それは、味で差がつかないということ。

 

非常に優秀な調理器具や料理に関するノウハウが出まくっているので、

ある一定レベルの料理人さんの腕の差は出にくいのです。

(素人の舌では違いが分からないのです)

 

そんな中、味以外の要素で、繁盛店かガラガラのお店かが決まるのです。

 

それと同じことが、住宅業界でも起こります。

 

その対策を今月、来月と各社様にお伝えさせていただきますね。

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【第3575回】 一流の設計・デザイナーとは・・・?

2020年10月13日 | 住宅コンサルタントとして

いろんな住宅会社さんの建築士や設計担当、

それからフリーで活動されているデザイナーさんを見ていて、

最近強く思うことがあります。

 

これまで私は、

使い勝手や良くでかつ外観がカッコイイ家を設計できる人、

すなわちセンスのある人を一流だと思っておりました。

 

私自身、設計の業務をしたことがありませんので、

やはり設計担当が一流かどうかを決めるのはセンスでしょ、

と勝手に思っていたのです。

 

ところが、あるクライアント様で教えていただいたことですが、

使えない設計士は、本当に監督や職人さんの評判が悪いそうです。

 

というのは、設計が制作した図面をもとに仕事をしていく方たちが、

知りたい情報というものがほとんど掲載されていないからです。

 

そういう、気が利かない設計士が制作した図面は、

後工程の方たちの問合せ数や打合せ数を増やし、

皆が仕事がやりにくくなるのです。

 

これはデザイナーも同じですね。

 

ネットで見た特殊な材料を使うように指示したりするのですが、

その材料、特殊過ぎてどこから入手したらよいのか、誰も知らない。

 

まあ、自分のことしか考えない。

自分の仕事を受けてくる次工程の方のことなど、

全く考えていない。

 

こういう人、結構多くありませんか?

 

昨日、私がお伺いしていたクライアント様の設計担当者。

 

一級建築士でもあるのですが、

その設計さんがクライアント様に入社してから、

とにかく電話がかかってくる本数がメチャ減ったのです。

 

というのは、職人さんや監督さんが知りたい情報が、

図面の中に全て書き込まれているので、

わざわざ確認をしなくても良いそうなんですね。

 

なぜそういうことが出来るのかを質問させていただいたのですが、

 

「自分も昔、監督をやっていたことがあって、

その時に現場の職人さんや監督が、

どういう情報を欲しがっているのかを理解できたので・・・」

 

とのことでした。

 

新築リフォーム合わせて5億近くされていますが、

設計担当一人、監督一人で現場が回っていますし、

何より設計さんは定時で仕事を終わられるそうです。

 

このように、後工程の人が仕事がやりやすいような、

愛情あふれる図面を描くことが出来る方こそが、

一流の設計士・デザイナーなのでしょう。

 

どれだけセンスがあろうが、

後工程の人が仕事がやりにくくなる人は二流です。

 

そういう意味で見た時、

皆さんは一流でしょうか?

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【第3574回】 辛さを乗り越えた先にあるもの

2020年10月12日 | 住宅コンサルタントとして

週末は珍しく2日間とも自宅におりましたので、

溜まった仕事をしたり、本を読んだり、動画を見たりと

良いインプットができました。

 

そしてふとつけたテレビで、たまたま流れていたのが、

「サワコの朝」という番組。

 

阿川佐和子さんがゲストをお招きし、

トークを展開するトーク番組。

 

今回のゲストは永作博美さんでした。

 

私の中では、永作さんはどんな役でも見事にこなされる、

プロ中のプロの演技派の役者さんというイメージなのですが、

そんな永作さんは、20代の頃、演じるのは嫌いだったそうです。

 

「芝居なんて恥ずかしいものだと思っていました」

 

という衝撃発言も・・・。

 

本当に芝居が苦手で、ずっと我慢をしながらやっていたそうですが、

ある日、芝居の最中に、

これまでずっと溜まってきた感情が爆発してしまったそうです。

 

そのシーンが、以外にも認めていただき、褒められたそうで、

その出来事がきっかけで、芝居にのめりこんでいったそうです。

 

ある一線のレベルを超えた、魅力的な方には、

辛くて苦しいことに耐えながらも、

それを乗り越えた方が多いよな、

と改めて感じました。

 

今の若い方たちに、いろんな人がメッセージを送っていますが、

その中で多いと私が感じるのは、

 

「好きなことだけやればいい」

 

というもの。

 

嫌なことや苦手なことなどには手を付けず、

好きなことだけ、自分がやりたいことだけをやるべき、

という考え方です。

 

でも個人的に思うのは、

本当に人を惹きつける、魅力的な人は

皆、辛い経験や極度の不遇を乗り越えておられ、

その経験の上で今、穏やかでいつも笑顔である、ということ。

 

私自身もその昔、苦手なお客様や上司が何人か居て、

結構な頻度で体調を崩していました。

 

今から考えると100%、パワハラでしたし、

超理不尽や要求をしてくる、最悪なお客様も居ました。

 

他のメーカーが誰も相手にしない。

でも典型的な詐欺師タイプで、

とにかく口が上手く、お客様の前では豹変するので、

受注だけは取ってくる、訪販系の営業マンには、

猛烈に振り回されました。

 

揉めることもしょっちゅうでしたし、

もう本当に会社に行きたくないことも

何度もありました。

 

本当に鍛えていただきました。

 

本当に辛くて、ストレス。

逃げ出したい。

そんなことを乗り越えた人は、

人として深みが出るというか、

ある一定の年齢になった際に

その人の味になるような気がしています。

 

辛さを乗り越えた先にあるものは、大きいのです。

 

耳障りの良い言葉だけを信じて行動していませんか?

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【第3573回】 提供している価値は何か?

2020年10月11日 | 住宅コンサルタントとして

定期的に美味しいお店に通わせていただいておりますが、

なぜそのお店に行くのかと言われれば、

私は、空腹を満たすために行っているのではありません。

 

ただ美味しい食材を食べに来ている方もいれば、

パートナーに喜んでもらうために来ている方もいるでしょう。

 

私の場合は、目的は4つあって、

それをまとめると以下のようになります。

 

・おもてなしや所作の勉強

・食材や器の勉強

・料理を作られているその瞬間を見ること

・好きになった大将やスタッフさんに会いたい

 

私のようなタイプのお客さんにリピーターになってもらうには、

おもてなしや所作、器などが常に変化していることと、

ライブ感あふれる調理姿をお見せすることが重要ということ。

 

逆に、ウチのこの料理は抜群に美味しいとか、

この食材の原価はいくらだとか、

そんな情報にあまり価値を感じません。

 

もちろん、食事をしに来ているのですが、

まるでライブやフェスに参加する感じで

料理屋さんに行く感じです。

 

でもセンスの無い料理人さんは、

自社の料理がいかに美味しいかということを発信し、

味で差別化できなければ、価格勝負に挑んだりするのです。

 

これって、今の住宅業界でも同じことが起こっていると思います。

 

家を買いに来ているお客様には、

自社の商品を説明することに力を入れればよいですが、

今の住まいに不満を持っているお客様が

住宅会社にしてもらいたいことって、何なのでしょう?

 

そして住宅会社として、

皆さんの会社が売りは何なのでしょう?

 

スターバックスの売りは、コーヒーそのものではなく、

自宅でも会社でもない、第三の場所としての居心地の良さだったり、

季節限定メニューによるワクワク感だったり、

SNS投稿のネタとなることが売りですよね?

(最終的にはコーヒーを売っていますが・・・)

 

家づくりを検討している方が求めていることと、

我々の売りが合致する部分を追求できている会社が、

最終的にお客様から選ばれるのです。

 

我々が提供している価値は何か?

自社に置き換えて考えてみましょう。

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【第3572回】 センスを磨くために・・・

2020年10月10日 | スキル

これからの時代、スキルを持った人は多々、増えてくるでしょう。

 

例えば動画を撮影し、編集するスキルは、

機材や編集アプリの進化もあるでしょうし、

それらの技術をYouTubeで皆が公開していくでしょうから、

動画編集できる人は、ドンドン増えていくでしょう。

 

一方、動画を撮影編集はできるけれど、

見てくれた方の心にグッと刺さる動画をつくるには、とか

動画を見た人が思わず来場予約をしたくなる動画を

どうやったら撮影編集できるのか、という企画は、

できる人はそれほど増えていかないような気がします。

 

すなわち、スキルよりもセンスの方が

希少価値が高くなっていくのです。

 

もちろん、スキルもあるに越したことは無いですが、

センスある人がスキルを持っていることが価値があって、

スキルしか無い人は、それほど価値は上がらないということ。

 

だからビジネスパーソンは、

センスを磨くことが重要になってきます。

 

では、センスはどうやったら磨かれるか?

 

もうこれは、私個人として一択しか無くて、

それは圧倒的に見た量、経験した量、現地に足を運んだ量。

 

すなわち、量しか無いと思っています。

 

結局、一次情報をどれだけたくさん持っているかで、

その人のセンスは決まってくると思います。

 

ところが、コロナの影響で移動を自粛し、

基本的なリモートでの打合せが主流となってしまっている人は、

この一次情報取得のための行動ができていないので、

センスの向上にはつながっていないのでは、と感じています。

 

私自身は基本、いろんなところに足を運び、

実際に目で見て経験することを辞めておりません。

 

10月、11月、12月、1月と、

あちこち移動して、いろんな経験をもっと積みたいですし、

それをしないと自分のセンスは磨けないと思っています。

 

皆さんは、一次情報取得のための行動量、

足りているでしょうか?

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【第3571回】 ご提言したことを素直にやるかやらないか・・・

2020年10月09日 | 住宅コンサルタントとして

ありがたいことに、お付き合いをさせていただいて、

10年以上のクライアント様や勉強会のメンバーが多く、

日々、楽しく仕事をさせていただいております。

 

お付き合いが続く理由の一つは、

時代の変化を汲み取り、いち早く各社様に対し、

取り組んでいただきたいことを

具体的にお伝えできていることかな、と

個人的に思っております。

(最大の理由は、各社様の人間性が素晴らしいおかげ)

 

で、各社様にご提言させていただいてきたことを

時系列にざっとまとめてみます。

 

・オフィスや打合せスペースを洗練した空間にリノベする

・しつらえを整え、建築写真をお金かけて撮影し、撮りだめしていく

・レスポンシブル対応のHPを用意する

・インスタグラムの強化

インスタ広告の展開

・LINE@で管理客に対し、定期的に情報発信

・ストーリーズとハイライトの活用強化

・YouTubeの強化

・ダイナミッククリエイティブの活用

 

ざっと、こんな感じになるのですが、

これ、最初からキッチリ取り組んでいただいている会社さんは、

次々と時代の変化に合わせて新しい取り組みができるのですが、

情報だけ仕入れて取り組みしてもらっていない会社さんは、

今、かなり厳しい感じになっています。

 

一足飛びに上記の取り組みを高レベルで実現できないからです。

 

例えば、ストーリーズでスタッフさんの仕事しているシーンを

日々、動画で撮ってUPする際も、

オフィスがカッコイイと絵になりますが、

オフィスがダサいと絵にならない、というような感じになるのです。

 

だから素敵なオフィスと素敵な施工事例写真が重要で、

そこをしっかりと押さえた上で、WEBに取り組んで下さった方たちは、

今、理想的なマーケティングができているのです。

 

一方、理解はするけれど、実行に移してこなかった会社さんは、

気が付けば、周回遅れに近くなっている感じです。

 

そして動画の時代になることも以前から分かっていましたので、

動画撮影・編集を自社できないとまずいのですが、

未だに動画をいじったことない会社さんもしんどいですね。

 

これはマーケティングに関しての話ですが、

出店フォーマットに関しても、

以前から各社様にお伝えしているフォーマットで

出店したクライアント様の業績はヤバいことになっています。

 

私自身は異業種含め、時代の変化を読み取って、

そこに適応した出店フォーマット、商品開発、

マーケティングなどをご提言させていただいているつもりです。

 

これをすなおにやっていただけるかどうかで、

本当に差がつく時代になっています。

 

すぐ実行。

すぐ改善。

 

スピードで差がつく時代なのです。

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【第3570回】 業績が上がる会社の空気

2020年10月08日 | 住宅コンサルタントとして

今、業績が良い会社の最大の特徴は、

社員さんがとにかく楽しそうに仕事をしている、

ということに尽きます。

 

そしてその楽しそうに仕事をされている動画をSNSで配信し、

お客様や就職や転職を検討している方に対して

高感度が自然と上がったり、この会社で仕事をしたい、

と思っていただけるようなマーケティングが

上手に展開できているのです。

 

商品力や営業力などももちろん重要なのですが、

魅力的な会社に映ることも非常に重要になってきているのです。

 

なぜこうした会社の雰囲気や空気感が重要になっているのか?

 

それは、商品力で差がつく時代が終わろうとしているからです。

 

これはまた詳しく各社様にお伝えさせていただきますが、

今の時代は情報が何でも無料で手に入る時代。

 

だから商品で差をつけることは難しいのです。

 

商品で差がつきにくくなれば、

お客様はどういう価値観でお店選びをするのか?

 

そのあたりを今月、来月のコンサルティングで

ガッツリとお伝えし、しかるべき時代に備え、

しっかりと各社様で準備をしていただければ、

と思っています。

 

時代の変化と共に、商売の成果における

重要になるポイントが変わってくるのです。

 

そこに適応して参りましょう。

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【第3569回】 ピンチの時の発言

2020年10月07日 | 人として

プロ野球の千葉ロッテで、結構な数の選手が

新型コロナウィルスに感染されました。

 

昨日、ロッテの球団が発表したコメントが、本当に素晴らしく、

もう個人的にメチャ好きになってしまいました。

 

選手たちは本当にルールを守り、

自覚を持って行動されていたようです。

 

それでも感染してしまった。

 

コロナに感染してしまうと、

芸能人の方とかは謝罪コメントを出されたりしますが、

しっかりと対策を打った上で感染した場合、

謝罪なんて一切不要かと思います。

 

そしてこの状況で井口監督から、

素晴らしい発言が出されました。

 

確かに大変な状況だが、逆に言えば、

若手にとってはチャンスなのです。

 

これを機に、有望な若手がチャンスを掴んで欲しい、

とのことですが、こういう考え方、本当に大好きです。

 

もともとロッテのファンではありませんでしたが、

ちょっとファンになってしまいました。

 

優勝争いをする中、非常にチームとしては痛いでしょうが、

このような時にリーダーがどういう発言をするのか?

 

どういうスタンスなのか?

 

ここが非常に重要だと思います。

 

本当に大変な状況だと思いますが、

千葉ロッテを個人的に応援したいと思います。

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【第3568回】 ヨーロッパの第二派

2020年10月06日 | 住宅コンサルタントとして

ヨーロッパ各国で再び、コロナの感染者数が激増しています。

 

スペインやフランスでは、

1日あたりの感染者数が1万人近くまで跳ね上がり、

大好きなマドリードもロックダウンになる模様。

 

個人的には2021年は難しいでしょうが、

2022年には、また以前のように行けたら、と思っています。

 

さて、感染者数は確かに増えておりますが、

実際の死者数はどうなっているのか、

皆さんはご存知でしょうか?

 

結論ですが、スペインもフランスも、

死者数のピーク時と比較すると、

圧倒的に少ないことが明らかとなっています。

 

この部分もちゃんと報道しないとね、日本のメディアは!

 

例えばフランス。

 

感染者数のピークだった4月12日、

感染者数は26843人で、

死亡者数のピークは、4月15日の1438人。

 

で、第二派の現在、

感染者数のピークは9月24日の16096人で、

死亡者数のピークは、10月2日の154人。

 

明らかに感染者数に対しての死亡者数は激減していますよね?

 

スペインとかドイツも同じような感じです。

 

集団免疫を獲得したと言われているスウェーデンでは、

9月~10月にかけて、今のところ

1日当たりの死者数はゼロ、もしくは1桁で済んでいます。

(感染者数は1日あたり数百人出ていますが・・・)

 

統計から判断すると、

やはり集団免疫が現時点で効果がある。

 

ご年配の方や

がん治療を受けられて免疫力が低下している方は、

本当に感染しないよう

最新の注意を払う必要がありますが、

体力や抵抗力ある方は、現時点の判断として、

普通に暮らして良いと私個人的には思っております。

 

感染力は本当に強いですが、

50代までの方で健康な方の死亡リスクは低い。

 

でも未だに地方の閉鎖した社会では、

コロナにかかった方を攻撃する、

頭の悪い、暇な人がいるとよく聞きます。

 

プロ野球選手も集団感染が

阪神タイガースだけでなく千葉ロッテでも

発生しているっぽいですが、

どれだけ注意してもかかる可能性はあるのです。

 

そういうチームや個人を批判するのは無駄。

 

マスコミの情報操作が本当に露呈した1年。

 

しっかりと統計データを見て、判断したいものですね。

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【第3567回】 おもてなしの心

2020年10月05日 | 住宅コンサルタントとして

一流の料理人が腕を振るうレストランでは、

来店されたお客様にゆっくりしていただいたり、

心から満足をしていただくために、

本当に工夫を重ね、こだわり抜いておられます。

 

先日、あるユーチューバーの番組を見ていたのですが、

和食店なら結構されるお店が多いですが、

フレンチのレストランで食後、抹茶を点て、

最後までくつろいでいただくことを目指しているそうです。

 

スタッフさんが抹茶を点てる際の所作も非常に美しく、

それを見ているだけで、そのお店に行きたくなるような、

そんな気持ちになりました。

 

単価1万~3万(アルコール除く)のお店ですら、

そこまでのおもてなしをされているのです。

 

それに比べ、単価数千万の住宅業界はどうなのか、

と、まだまだ改善の余地はあるよなぁ、と考えておりました。

 

お客様をお出迎えする姿勢。

商談時にお客様に出すお飲み物。

商談中にお客様にお見せする資料や写真。

契約時やお引渡し時の演出。

 

こうしたことが、飲食業界の一流店と比較して、

張り合える住宅会社が何%あるだろう、と思います。

 

昨日、私が今年、ダントツで通っている

京都の和食屋さんに行ってきました。

 

席についてお飲み物のオーダーを取りにこられたので、

シャンパンを注文したのですが、

前回、お伺いした際には禁酒中だったことを

大将や女将さん、お店のスタッフさんたち全員が

覚えていて下さり、

 

「あれっ?禁酒中でしたよね・・・」

 

と皆さんツッコんで下さり、笑いがおきまくりました。

 

連日満席で、1日何十人も接客されている中、

2か月前のことをしっかりと覚えていて下さるのです。

 

コーヒーを飲む際、ミルクと砂糖を使わず、

ブラックで飲んでいるお客様に対し、

今日コーヒーをお出しする際も

また砂糖とミルクをつけて出していないでしょうか?

 

住宅会社は、おもてなし力を徹底的に鍛えるだけで、

他社に完璧に差をつけることが可能だと

個人的に思っています。

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【第3566回】 一流の料理人の方たちの姿勢

2020年10月04日 | 住宅コンサルタントとして

一流の料理人の方が、個人的に大好きです。

 

食材や、食材をつくってくれている方たちへの

感謝の気持ちを持って仕事をされているその姿勢や、

休日に道具の手入れをしたり、

全国各地の名店を食べ歩いて勉強したりと、

その生き方に、個人的に魅了されてしまうのです。

 

更に美味しい料理を提供するだけでなく、

お店に来られたお客様を楽しませる演出や

こちらを気持ちよくさせる気遣いも完璧で、

もう本当に感動するのです。

 

私にとっては最高の娯楽・エンタメであり、

最高の教材でもあります。

 

そして、我が家には

全国の一流の料理人さんが書かれた本が

結構、あります。

 

一流の料理人さんたちは、驚くほどつながっておられることが、

こうした本を読むことで分かってきます。

 

そして縁あって、

定期的にお伺いするクライアント様があるエリアに、

名店があると知ると、かなり嬉しいです。

 

かなり以前に購入したけれど、

なかなか読む機会が無かった、

伊勢にあるフレンチの名店のシェフが書かれた本。

 

その本の中には、素晴らしいお店が多々、紹介されていますが、

その中に私が毎月、お伺いするエリアの名店の情報がありました。

 

そのお店に予約をしようと電話すると、

 

「今はお店を閉めております」

 

とのこと。

 

ネットで調べると、シェフが今年、お亡くなりになり、

一次的に閉店されているそうです。

 

なぜ、この本(5年くらい前に購入した本です)を

購入した時にすぐ、読まなかったのだろう・・・。

 

素晴らしい味とおもてなしを提供して下さる、

名シェフのお店に、2年前だったら行けたのに・・・。

 

でも、そこの娘さんたちが、再びお店をオープンされるようなので、

その際には必ずお伺いさせていただきたいと思います。

 

 

そして一流の料理人さんの生き方に、少しでも近づけるよう、

いろんな建築物を見に行ったり、

住宅会社を研究したり、

他業種を調査したりしながら、

住宅会社の新しい形を創造していきたいと思います。

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【第3565回】 Go To トラベル 地域共通クーポン

2020年10月03日 | 住宅コンサルタントとして

Go To トラベル 地域共通クーポンが、

10月1日宿泊分より発行されるようになりました。

 

私、10月1日は東京に宿泊するため、

銀座のホテルを手配していました。

 

この宿泊分から地域共通クーポンが発行され、

いろんなお買い物で使えると認識していました。

 

発行されたクーポンは、貯めておくことが出来、

いつでも使えるものだと思っておりましたし、

大抵のお店で使えるとも思っていました。

 

ところが実際は、この地域共通クーポン、

思っていたこととかなり異なるということが分かってきました。

 

問題は次の3点です。

 

1.地域共通クーポンには有効期限があり、

宿泊当日と翌日の2日間しか使えない。

 

2.地域共通クーポンには、電子タイプと紙タイプがあり、

紙タイプしか使えないお店が非常に多い。

(ファミマも紙タイプしか使えない)

 

3.地域共通クーポンが使えるお店が圧倒的に少ない。

 

いざ、個のクーポンを使おうと思っても、

使えるお店がどこか、探すのが現時点では大変なのです。

 

結局、東京で泊まって得たクーポンは、

あっという間に期限が来て、使えなくなりました。

 

今回の制度は、

各地にある観光地の物販のお店などからしたら、

本当にありがたいことですし、

我々ユーザー側にもメリットがあります。

 

こうした制度には、感謝しなければなりません。

 

ただ、本当に日本の役人の方たちは、

現場のことを全く理解できていないというか、

とにかく頭が悪いのです。

 

こうした制度をスタート時期はこの日だから、

少なくともその1週間前からは、

 

「うちのお店、使えますよ!」

 

とエントリーしたお店にポスターを張り出してもらい、

キャンペーンの告知を盛大にやっていくということもなし。

 

これだけ電子化が必要と言われているのに、

未だに紙クーポンも残しているし・・・。

 

いろんな補助金制度に関しても、

告知期間無く、いきなりスタートするし、

申請の手続きは複雑だし、と

とにかく仕事ができない人の進め方にそっくりなんですよね。

 

何とか、調べに調べた私は、

昨日宿泊したホテルで得た、地域クーポン2000円を

無事、本日使うことができました。

 

これから旅行に行かれたり、出張に行かれる方は、

事前に予習をしっかりとしていかれた方が良いと思います。

 

そしていろんな消費をドンドンして、

経済を回し、日本を元気にしていきましょう!

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【第3564回】 異業種から学ぶ

2020年10月02日 | 住宅コンサルタントとして

昨日は仕事終了後に、前職時代、一緒に仕事をしていた、

私より10歳以上若い方2名と、都内で食事をしていました。

 

お二人とも経営者をされていて、ちゃんと成功されています。

 

一人は、1か月前に一緒に食事をさせてもらった、

ロードバイクの買取事業をやっていて、

もう一人は、結構相談所を経営しています。

 

私は住宅業界のことしか詳しく知らないので、

それだと情報が偏ってしまうという危機感しか無く、

とにかくいろんな業種の方たちから、

いろいろと教えていただきたいのです。

 

昨日も自転車業界、それから結構相談所業界のことを

ゴリゴリ質問させていただき、頭に叩き込んでおりました。

 

我々住宅業界だけでなく、他の業界でも、

基本的に紙媒体による反響は激減しており、

基本的にweb広告、インスタ広告が中心。

 

そして、結婚相談所は難しいのですが、

自転車業界では、YouTubeを上手に活用されていました。

 

そんな中、web広告やインスタ広告、

それからLPについても情報交換をさせていただきました。

 

異業種の方とWEB広告について話し合ったことは無かったのですが、

私自身が知らなかったことも、たくさん教えていただき、

これはすぐに住宅業界に取り入れていきたいと思います。

 

早速、弊社のビジネスパートナー様と共有し、

どのように住宅業界のクライアント様に落とし込むか、

ちょっとすり合わせをしたいと思います。

 

また、実は私が日頃、クライアント様と展開していることは、

異業種と比較しても、かなり先端を行っている、

ということも理解できました。

 

自信になります!

 

我が社がクライアント様と展開している新業態のことや、

地域密着のための細かな取り組みなどは、

異業種のイケてる経営者にとっても新鮮で刺激になったようです。

 

あまりにも学びが多く、楽しい時間だったので、

定期的にこのメンバーで集まることになりました。

 

皆、鮨好きということもあり、

全国各地の鮨屋さんに食べに行きつつ、

現地で勉強するという、遊びと学びの企画が、

すぐに始動します。

 

若い方から学ぶ機会を増やして、

自分の発想や考え方が古くならないよう、

頑張りたいと思います。

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