~風の時代*Ou.kaする~

スタッフ風花の〈引継ぎ〉日記

計画停電を終えて・・・・

2011-03-15 | *大切なこと*
今、「計画停電」が終わった。

お部屋は真っ暗でしたが、

「ラジオ」に救われました。


私、はじめて気づきました。

「音」

のすごさを。



実は、私、真っ暗になっても懐中電灯はつけませんでした。

ずっと、気持ちを、携帯から書けるブログに記録していました。


携帯の明かりと、ラジオだけで、こんなに救われるのですね。


涙がすごくあふれてしまって。


被災者の方たち・・・・・

本当に寒くて暗くて、音もない、

大きな心の傷を負った状態で・・・・・

想像もつかないです。本当に。


大切な人を失った悲しみとどう闘っているのだろう?

大切な人の行方がわからない不安のままで・・・・・

住み慣れた大切なおうちを失ってしまって・・・・


暗い部屋で、そんな思いがものすごく強く感じてきました。


一刻も早く毛布を。

手袋や靴下は足りているのでしょうか?


こんな暖かい湘南のマンションでさえ、

夕方にこんなに冷えるものとは思ってもみませんでした。

手がかじかんでしまうのです。


東北の寒さ・・・・想像もできません。


本当に一刻も早く毛布がたくさん届きますように。

本当に、どうしたら良いのでしょう?

真剣に早く。


そして、ラジオ。


私、被災者の方が、「まずはラジオ。とにかく情報を」

という言葉が耳に残っていました。


今回、真っ暗の部屋でいられたのは、「ラジオ」のおかげです。


ラジオって、こんなにも効果があるのですね。

真っ暗でも、ラジオがあるだけで、紛れることがあると思います。


私ね、何故、インタビューしているテレビの方が、

ラジオの一つも渡せないのか、不思議に感じます。


ラジオって、一つあれば、いいと思います。とりあえずは。共有できますので。


一つ、音があれば、みんなで共有できます。

あれだけ、たくさんのレポーターが行っているのに、

ラジオくらい、持っていけるのに、

何故、渡せないのか???

何で????




「ラジオが欲しいんです」

って言われて、ピンとこないのでしょうか?

大きなものでも重いものでもないです。

なんで一つ、渡せないのか。

理解ができません。



たまにいる、無神経なレポーターの質問も呆れますが、

もっとしっかりしていただきたいですね。


とにかく、

真っ暗な計画停電で、

本当にたくさんの事に気づかされました。



被災者の方に、本当に心から祈りたいと思います。


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