長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

長屋茶房に長屋君がきた

2008-04-24 10:15:04 | Weblog
昨日は、ブログを書こうとしていたら、長屋君から電話。
「築地をまわって、カッパ橋にいき、天真庵にいきたい」というので、
カッパ橋の「やぶきた」(蕎麦道具の店)で待ち合わせて、
銀ブラならぬカッパブラ。

彼は、パリの「YEN」という日本料理店の料理長になった。二年ぶりの帰国。
この店は、達磨の高橋さんの弟子がいて、そのYEN(縁)で紹介されて、
吉兆の後の修行の場所にしたところだ。器とか、道具をみながら、パリの
「蕎麦事情」と日本のそれと意見交換をする。
ときどき、パリジェンヌは、笊蕎麦に出汁をそのまんまぶっかけて、
食べようとするらしい!そして、王さんが好むみたいに、音をたてづに
蕎麦を食べるのが、パリ風だとか・・
客単価は、お昼で3000YEN(200ユーロ弱?)だそうだ。

そんなよもやま話をした後、観音裏の「むつみ」で食事。
えびしんじょう、馬刺し、鯛の塩辛、からすみなどを酒肴に、
菊正を熱燗にしてぐびぐび飲んだ。最後はこの店の看板メニューの
釜飯を食べて、天真庵で「ほぼブラジル」を飲んだ。

夜は「マリオネット」のコンサートにいき、ひさしぶりに、マリオネット
の音楽を堪能した後、新宿で彼らといっしょに飲んだ。気がつけば、
日付がとっくに変っていた。
気のおけない仲間たちといると、ついつい時間を忘れてしまう。

今日は炎色野で、石川聡作陶展のオープニングがある。ので、煎茶のお稽古の
前にいってみようと思う。このお店で、長屋君とであったし、煎茶の奥村先生
にも出会った。陶芸家の故・古谷先生がマリオネットのファンだったので、CD
も置いてある。「YEN」は、不思議なものだ。 感謝。