長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ヒポクラスたち

2009-05-04 06:18:58 | Weblog
「ヒポクラテスたち」という映画がある。京都府立医大を卒業した大森一樹監督が自らの体験をもとに、医者の卵さんたちが医術を身につけていく青春を描いた映画で1980年の作品。確からんちゃんが
ヒロインだったと思う。大森さんとは、荒神口の「安兵衛」でときどきあった。
この映画を撮っているときに、俳優さんたちともいっしょになったことがある。
そしてその何年かあとに、ぼくは骨に腫瘍ができて、この病院に入院した。

その時に府立医大病院の看護婦だったひろこさんが、昨日遊びにこられた。
京都時代からぼくの珈琲を飲んでくれた人だ。
ぼくの大学の後輩と結婚して博多に住み、4人の子どもの母になり、長男が
東京の会社に就職し、向島のアパートに住んでいる。

連休中は、「蕎麦喰い」の子どもたちがあまたきてくれる。
まだ箸をもつ手はおぼつかないが、「ずるー」と音を立てて
蕎麦を手繰る姿は、なんとも微笑ましい限りだ。
自分は、「こーひーやのオヤジ」のつもりでいるけど、
「そばやのオヤジ」もいいもんだ、なんて思う瞬間だ?
昨日も早い時間に蕎麦が売り切れた。これから蕎麦をうつ。

10日の「墨田ぶらり下町音楽祭」もさまってきた。
お手伝いの人たちもぞくぞくと、手をあげてくれる。
まだまだ日本人も捨てたもんじゃない。感謝