長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

極道の珈琲

2010-03-19 07:22:21 | Weblog
昨日は、朝起きて、お店にいって、久保さんの
白い珈琲カップで、珈琲を飲んでいたら、
そのカップが、「珈琲の樹につれてって」といってる気が
したので、もっていった。よくニューヨークに仕事にいってたころ、
あちらで、久保さんの陶器をあつかってもらったことがある。
その時に、ニューヨーカーたちに、とても人気のあった「白いブランコ
」ならぬ、「白いコーヒーカップ」。

昨日のブログに「夏樹くん」が、かきこんだサプライズは、
いつも朝のジョッギング中に、夜這いのように、まるで
強姦でもするような勢いでやってくるからだろう。昨日は、
焙煎する網と、上等なコロンビアスプレモも生豆をもっていき(
お願いもされてないのに)、突然、モーニングの仕込み中のコンロを
占領して、そこで焙煎をした。
そして、「見とけ」といって、焙煎のコツを教えた。
夏樹くんは、強姦された処女のような顔(どんな顔?)、
をしながら、じっとまじめに、強姦魔が焙煎する顛末を
見ていた。

ついに彼も「極道」になった。
道はいばらで厳しいけど、おもしろい道である。
きらきら橘商店街で、珈琲を焙煎する香りがきこえて
きたら、そこが「珈琲の樹」だ。
天真庵で「モカ」を飲んで、ぶらぶら歩くと、
ちょうどカフェインがきれてきた位置にある。そこで
また一杯の珈琲を飲むと、体の中が「モカブレンド」になる。
またひとつ「ゴールデン梯子」の散歩道ができた。

それから、「ガラスの匠」が店にきた。
注文していた「水出しコーヒー」の器具ができあがった。
モカを少し深めに焙煎してブレンドし、石臼で挽き、
5時間かけて抽出した。この味を、なんにたとえよう・・。
「阿保守(アホガード)」が、完成の域に入ってきた。

今日は「@スケッチの日」だったが、わかなさんの
多忙のため、今月は中止になった。ゆっくりした金曜日。