昨日は、一雫の会だった。
彼岸桜を生けた。
いつものように、真(しん・心でもある)をきめ、寸胴に
Vの字のくばりをつくる。土台である。家でいうと基礎工事、
人生でいうと、強い心ずえを作る、みたいなことだろうか。
真の枝振りを見て、本勝手(ほんがって)か、逆勝手を決める。
昨日は、本勝手。生け終ると、掛軸の左におくとちょうど絵に
なるのが本勝手、逆もまた真なり、の逆勝手。
昨日は「胴木」(どうぼく)を始めてやった。
真(しん)・副(そえ)・耐(たい)という基本が
あり、真の前にくる耐を生けると、ぐっと形がきまって
くりが、そこの間が、ありすぎると、「間抜け」に
なるので、そこに太い木が、枯れて朽ちた形を
創作する。この領域になると、「虚実」という
コントラストな詐術、たくまらざる詐術みたいな領域
になってくる。
屶をつかって、太い幹を削る。
たぶん、7月から始める「竹の教室」でも屶を
ふる?ことになるだろう。
まだつぼみだけど、彼岸桜が咲くのが、一日千秋、いや
一日千春のように待遠しい。
彼岸桜を生けた。
いつものように、真(しん・心でもある)をきめ、寸胴に
Vの字のくばりをつくる。土台である。家でいうと基礎工事、
人生でいうと、強い心ずえを作る、みたいなことだろうか。
真の枝振りを見て、本勝手(ほんがって)か、逆勝手を決める。
昨日は、本勝手。生け終ると、掛軸の左におくとちょうど絵に
なるのが本勝手、逆もまた真なり、の逆勝手。
昨日は「胴木」(どうぼく)を始めてやった。
真(しん)・副(そえ)・耐(たい)という基本が
あり、真の前にくる耐を生けると、ぐっと形がきまって
くりが、そこの間が、ありすぎると、「間抜け」に
なるので、そこに太い木が、枯れて朽ちた形を
創作する。この領域になると、「虚実」という
コントラストな詐術、たくまらざる詐術みたいな領域
になってくる。
屶をつかって、太い幹を削る。
たぶん、7月から始める「竹の教室」でも屶を
ふる?ことになるだろう。
まだつぼみだけど、彼岸桜が咲くのが、一日千秋、いや
一日千春のように待遠しい。