南條先生の書「泣くも笑うも人生よ」が、お店のショーウインドウの中に飾ってある。
落款からいって、まだ寒山拾得の絵を描き始めのころのものだと思う。
あたり前のことだけど、ときどき見る人の琴線にふれるみたい。
人生は二度なし、泣いたり笑ったり、ときどき人に嫉妬したり、比べてみたり、
余計なことをするけど、それもまた人生。
今日はまた台風の影響で雨らしい。今日は「書の会」がある。
晴れてよし、曇りてよし富士の山 そんな泰然とした気分でいつもいたいものだ。
日本人は昔から書に親しんできた。寒山拾得の絵も禅林たちが好んだ絵だし、禅的
な言葉もよく好んで書かれてきた。とどのつまりは「自分の心をみつめる」ことにつきる。
明日は「かっぽれ」