友達の輪・・・の長寿番組が終わるらしい。
フジテレビには友達がたくさんいて、代々木に事務所
が在るころ(昭和と平成の変わるころ)、アルタに誘われた
ことがあり、義理の弟くんをひきつれて遊びにいった。
受付で、弟が高校生だったのがひっかかった。
今は昔、その弟くんも二児の父で、新聞を少し遠くにして
読むようになった。よる年波、たださらさらと時が流れて
いくようだけど、もとの水にあらず、千変万化しながら無常に
流れていく。
昨日は近くの古民家を改装して住み始めたわかものが、京都の
女子大学の美人先生をつれて蕎麦を手繰りにやってきた。
東京には、平成昭和くらいまでの話ができる人しか住んでいないが、
京都の人は、1200年くらいの時間塾を、珈琲を飲みながらさらさら話せる
人が多い。街中がカフェみたいな街だし、1200年の歴史カプセルに包まれた曼荼羅
みたいな空間だからだろう。そばがのびたり、珈琲がさめたりする心配どこゆく風で
四方山話に花が咲く。友の遠方より来るもうれしいけど、新しい無駄のない縁で、いろいろな
友達ができていくのも、またうれしからずや。