4月3日(木)に京都の好日居で、お茶会をすることにあいなった。
昨日は、そば打ち教室。その後2階で「普茶料理風そば会」をやりながら、
談論風発をしていた。二人の女子は昨年の「ベトナムで蕎麦会」にも参加した
蕎麦好き、酒好き、物好き?なので、京都にもいくことにあいなった。
そして「福田」という長崎の酒を飲んでいると、「そうだ、あの人を誘おう」ということになって、長崎生まれで
博多で弁護士をしていて、将来は「博多天真庵」の庵主になる、と、勝手にきめている
Y氏に電話。きっと万難を排して、上洛するハメになるのではないかと思う。
もうひとり博多には、将来茶人を目指して修行中のM氏がいる。無駄のない縁で繋がって
いて、「今、ここ?」という人生の大きな節目の時に、合って酒を酌み交わす親友がいる。
彼も滅茶苦茶忙しい毎日をおくっているけど、なんとか上洛することになった。
昨日、閉店まぎわに不思議な青年がきた。「これから蕎麦打ちなので・・」と丁寧にお断り
したけど、奈良からわざわざきてくれたみたいだし、珈琲の石臼に関心がある様子なので、
特別に珈琲豆を15粒用意して(数えてないけど)、挽いてもらった。
わずか3分くらいの間に、彼と関西弁で話をする。「何やってはるん?」(ぼく)
「奈良でバームクーヘン屋やってます」(彼)「なんというお店?」(ぼく)
「デルベアいいますねん」(彼)「わし立命館いったんやねん」(ぼく)
「ぼくは同志社ですねん」(彼)「何かバイトしてたん」(ぼく)
「かれふね屋で働いてました」(彼)「ええええ!それじゃ同門じゃ、あーりませんか!」(ぼく)
「4月3日に、好日居で茶会をやるねん」(ぼく)「好日居、よくしってま、ぼくも参加します」(彼)
という感じで、水もださず、一見さんお断りの京風の「おもてなし」だったけど、不思議な縁
ある友達がまたできた。「ベルデア」で検索したら、彼のこだわりの商品が
紹介された。からふね屋で学生時代を過ごした無二の兄弟に乾杯!
相変わらず、毎日いろんな「奇人」が酔って、いや寄ってきはる。
今日は「長屋で女史会」。神話の時代からの男と女の歴史を、かっぽれや都々逸や小唄
や俳句などを交えながら勉強する「大人の寺子屋」。
来月からは一日一組限定の二階の座敷で「普茶料理風蕎麦会」には、オプションにて
芸者さんをおよびして、(元、がつく)、座敷遊びを加えることになった。このあたりを勉強
すると、京都の祇園あたりで遊べる準備ができる。遊びというのは、お金よりも、
精神的文化力が必要な世界。「粋」の領域まで踏み込んでみないとわからへん世界。
明日は「英語で蕎麦会」
明後日が「かっぽれ」今年はかっぽれが流行りそうだよ、おかみさん、っと。