昨日は、日曜日なので16時に閉店。
閉店まじかに、近くで古本屋カフェを営もうと準備中のmくんが
ふらっとお店に入ってきた。下戸にしては珍しく一升びんを携えて・・
明日のジョーで有名な涙橋の近くに、古い酒屋を見つけ、そこの店主と
話をしていたら、「そこの亭主か先代かその前の代の主人が、酒蔵に提案して、体にいい酒をつくった」
という、いわく付きの酒らしい。人生の半分を下戸で過ごしてきた彼に「飲んでみようか」と思わせる
その酒に興味深々になり、少し大ぶりのぐい飲みに、なみなみ注いでもらって試飲してみた。
だいたいこういった酒は「ふーん、まあまあやね」という程度のものが多いんだが、最近の金賞ねらいの
でしゃばった余計な味付けがなく、自然なあじわいでさらっとしていて、美味い酒だ。
「長いつきあいだが、君と酒を酌み交わせることになってうれしい」と、mくんにも勧めたけど、
さすがに、家でなめるくらいから始めないと、這って帰るような危険があるので、かわりに飲んだ。
後味のいい酒の余韻を楽しみながら、彼が置いていった本に目を通す。友の遠方(でもないが)来る、
しかもいい酒と本を土産に。。。またうれしからずや。日々是好日。
いまから「卵かけごはん」
明日は「書をしよう会」 貞本先生とは、大塚の江戸一で出会い、よく飲んだ。大塚
は花街で「三業地入り口」なる看板のあるところから奥が花街で、ぼくが理事長を務めさせて
もらった「二十一世紀情報産業ネットワーク協同組合」というのは、その中の「見番所」の近くにあった。
その界隈には、おいしいすし屋が二軒あり、一軒の卵焼きがめちゃくちゃ美味い。「なべや」という
江戸料理のお店の卵焼きもうまい。
今週の木曜日・金曜日は「すしや紳士録」 いろいろ縁ある人たちと、カウンター越しにすしをつまみ
酒を酌み交わしながら、楽しんでみようと思う。卵焼きの練習をしとかなくては・・・
ぼくの卵焼きは、今はパリの「YEN」の料理長をやっているNくんが吉兆で修行中に仕込まれた風。