池袋時代に、大塚のある有名な日本料理屋でときどき「小さなお茶会」
をやっていた。その茶会の主人は、フランス人の美人で日本のお茶やお花
音楽など芸術一般に造詣が深い女性だった。表千家なのか裏なのか忘れたが、
あまりそんなことには頓着せず、お客さまに楽しんでもらうことを旨とした自然なお茶だった。
ただ、お茶会の間は、彼女がわかりやすい英語と日本語をおりまぜて、「もてなし」のお茶をふるまってくれた。
ここ3カ月、天真庵の「英語で蕎麦会」に、スカイプで世界中の人に英語とフランス語を教えているR師を
特別ゲストに迎えてやっている。彼の意図もあるのだろうが、日本で生活しているわりには、日本語
がほとんどダメで、そのために、勉強が終わった後の「そば会」も、英語で蕎麦や料理や酒の話をするハメ
になった。最初はみんながあまりにマジメすぎて窮屈?と心配していたが、同じ皿に盛った料理を
じか箸でとり、杯で酒を酌み交わし、蕎麦をずるっと手繰りごっこしていると、不思議とこころが通じてきた、
そして生徒さんの英会話もより自然に上達してきたように思う。反対にあと半年くらいすると、「秋は蕎麦
と酒が美味いね。白玉の歯にしみとおる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけりだね」というような日本語
がでてくるようになるのではなかろうかしらん?
今日は姪っ子のゆずの誕生日。12歳になる。一歳の時母親とお別れしたけど、すくすくと成長している。
昨日はゆずをとてもかわいがってくれた「たかさかのおじさん」の葬儀が高坂であったので、お祝いに
「銀の匙」をあげた。匙ではなく本。
明日は「ねんどの会」 コネルのまいかさんがやってくる。まいかさんもゆずをとてもかわいがって
くれている。コネルのイメージグッズもプレゼントしたら、とても喜んでいた。
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