長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

かっぽれとか都都逸とか

2011-09-08 08:32:30 | Weblog
昨日は、朝起きたら、さわやかな天気なので、ごはんも食べずに、
車を走らせて、石岡のそばやまでいった。
二週続けて、千葉のそばやにいったので、久しぶりに感じた。
天真庵の「珈琲専用の石臼」の生まれ故郷の筑波山も、秋の風に
吹かれて気持ちよさそうだった。

その蕎麦屋さんも、同じ石屋さんの石臼を使っている。ただし、それは
蕎麦でも珈琲でもなく「大豆」用。
それで毎日大豆を粉にして、自家製の豆腐をだしてくれる。この美味さ
といったら、筆舌が及ばず、窓から見る田んぼや里山をみながら、
一献となると、えーちゃんよろしく、♪時間よ~とまれ・・
になるのだ。銘柄は「渡舟」。山田錦の前の原種ともいえる酒米で、
栽培に時間がかかり、収穫が10月の20日くらいになるので、昔から
何度となく台風にやられ、歩留まりの悪いお米だった。
それを、地元の人たちが、身土不二よろしく、再興したのだ。
粒々皆辛苦、お米の一粒一粒、蕎麦の一粒一粒、大豆の一粒一粒、
みんな、いろいろな人の手塩にかけられている。

いつものように温泉につかって、野菜をいっぱい調達して、急いで
東京にもどる。
きのうは「かっぽれ」。ひさしぶりだったけど、みんなの呼吸も
あって、残暑で汗びっしょりになったけど、その後の蕎麦会が
最高だった。きのう買ってきた「渡舟」の米焼酎を飲んだら、
いい気分になって、昔、向島の女将に教えてもらった艶冶な都都逸を
思い出した。

♪この船はあなたが乗る船 あなたの棹は わたしが 行くとき借りる棹

明日は「ねんどの会」昼はお仕覆。

明後日(土曜日)は「易占神社」

日曜日が「エリカ庵」





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