長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

クロマティーが生き返った

2008-04-27 07:09:52 | Weblog
近くの吉田動物病院で生死をさ迷いながら、入院していたクロマティーが
元気に退院できた。目がまんまるで、ほんとうに元巨人軍のクロマティー
みたいだ。おもわず、万歳をしたくなった。

昨日は、お花のお稽古。菖蒲をいけた。正確にいうと、時間が足りなくなったので、原田先生の「神の手」を借りた。
最初に「くばり」という土台をつくる。子供のころ、えんぴつを小刀で
芯を削りだす要領でふたつの木っ端をけずって、Vの字にして、ずんどうという花器にとめる。「人生といっしょで、土台つくりが一番大切なんですよ」
と師匠の声。心の芯まで染み入る言葉だ。

それから、菖蒲の花で「しん」をつくる。家の大黒柱みたいなもんだ。
これもなかなか口でいうほど、簡単ではない。
「真がまっすぐ立つのは、しん、つまり心がまっすぐ立つことなんですね」
と、また天声人語みたいな言葉が、発せられる。
うちの「天真」というのも、「天真爛漫な心」「あるがままのこころ」
なんだなあ、と、悟る?うそ、まったく悟っていない。




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2 コメント

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昨日はありがとうございました。 (archaic)
2008-04-27 12:20:53
お花のお稽古、原田先生の御言葉はいつもとても深くて、お花を習いながら人生を教えていただいているかのようです。月に一度が物足りないような、お稽古とお稽古の間に何も学べていない自分が伺うので早すぎるような。
これからも楽しみにしております。よろしくお願いいたします。
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Unknown (天真)
2008-04-28 06:43:22
こちらこそ、よろしくお願いします。

ほんとうに、まだ語れない「奥深さ」がありますね。
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