長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ガンバ大阪

2010-04-11 07:24:32 | Weblog
昨日は、クラシックカフェの日だった。
天真庵にピアノがなかったとき、電子ピアノやチェンバロ
を運んで演奏会をした。昨日も久しぶりにチェンバロが運ばれて
きた。調律とリハーサルが必要なので、5時の予定で準備を
していたけど、張り切りぎみのかよちゃんと、チェンバロの小川
さんが4時にきた。3時過ぎに蕎麦が売り切れになっていたので、
彼女たちをカウンターにとまらせたまま、蕎麦を打った。
最近、夜のライブの日は、そんな感じで、途中で蕎麦を打つのが
あたりまえになった。

ヴィオラ・ダ・ガンバの千成さんが、その不思議な楽器をもって
颯爽と天真庵にやってきた。ヨーロッパで音楽の修行をしただけ
あって、身のこなしや、スーツの着こなしなどが、ヨーロッパ人
みたいに格調がある。ヴィオラ・ダ・ガンバは、バイオリンやビオラ
のルーツみたいに思われているけど、彼の説明によると、アメリカ大陸
が、1492、イヨークニがミエル、といった時代のころスペインで
生まれたのがルーツらしい。スペインといえば、ギターで、それと
同じように、つまびいて演奏されたらしい。それがフランスに渡り、
ルイ14世とか、優美な王室の御用達になってけら、弓を使って
ひくようになったらしい。馬頭琴はじめ、弓を使ってひく楽器は
アラブ民族の専売特許だったらしい。その後、フランス革命が起き、
王室が没落した時、たちあがった民衆たちは、王室の象徴だった
その楽器を、火にくべたりしたあらしい。そこから、クラシックな
音を奏で、小さな王室の部屋で演奏されたバロックな音楽がさびれ、
ヴァイオリンみたいな「会場」みたいな場所で演奏する楽器が発展
していった、ということらしい。

ヴィオラ・ダ・ガンバは、椅子に座って、楽器を足にはさんで
安定させてひく。そのゆったりとした姿がいい。
ガンバとは「足」という意味でもある、というのをカウンターに
座ったチェンバロ奏者のゆきちゃんに聞いた。
その瞬間に「え、じゃ、ガンバ大阪」というのは、「がんばろう」
ではなく、サッカーなので、足でがんばる大阪?」と質問したら、
「しりません」と返ってきた。けど、きっとそうなんだろう。

なにはともあれ、「足」というのは大切なことだ、。
「足るを知る」「足が地についてる」ような生き方をしないと、
足がでそうな今日このごろ。

今日は「エリカ庵」。月に二度、エリさんとリカさんがやってきて、
足を中心に、整体をやってくれる日。
足が地につく、ためには、しっかりした足、疲れを取りのぞく
必要がある。足は第二の心臓なんてこともいわれてきた。
第三も含めて、それがたたなくなったら、おしまい。


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2 コメント

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足は大事 (ヒガ3)
2010-04-11 11:51:36
★天真庵さんへ

おっしゃる通り、人間を支えている「足」は大事ですよね。
(慢性「足痛」持ちで実感してます。汗;)

そして「お金=お足」とも言います。また、「足る」も足ですね。足掻く、足占などもありますね。
感謝合掌
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Unknown (天真)
2010-04-12 07:19:48
そして、
人間は考える足である・・
字余り、いや字がちがいますね。
あしからず!
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