味噌作りの最後の日。
毎日のようにこなしてやっと今年も千秋楽。
味噌は作った日がわかるように、めいめいが仕込んだ器を、その日の新聞紙
で包むようにしている。今日は3月3日。今年の暮れか来年にあける時に、タイムカプセル
のように懐かしくなるしかけでもある。今日の一面はアメリカ大統領の予備選のことが報じられている。
今日は5人なので、とっている朝刊では足らないので、近くの新聞配達店にいって、もらってきた。
そこの主人もうちの常連さんなので「おつかれさんでした」と反対にねぎらわれた。
昔は地方から東京にでてきて、新聞をくばりながら学校にいく、というのが「生き方モデル」の典型で、
ヨネクラボクシングジムのボクサーたちも、新聞配達をすると、入学、いや入ジム金が免除されたりしたけど、
今は昔。最近は外国からの留学生が大半を占めるのが現実らしい。「土台をつくる場所」みたいなものが、
どんどん消えていくんだなあ。
昨日は六本木にいってきた。昔庭のようにしていた芋洗い坂を降りたあたりにある。
よくいったスウィート・ベイジルというライブハウスも取り壊され、その後ろの墓場が丸見えで
時代の変遷を垣間見るような気がした。その近くの
hiromiyoshii ropponngiにて、白井晟一さんの展覧会をやっている。
日本を代表する建築家で、書は「文人の書」としては最高峰にある。
天真庵の二階のバンダチの上に「生」という白井さんの書が飾ってある。
「顧之書展」〜3月5日 (土)。13時〜19時。ぜひいってもらいたい。
「観音」という掛け軸に久しぶりにあった。天真庵の池袋に2年くらい飾ってあった書で
つい「おひさしぶり」と声をあけてしまった。
今日の夜は「おとこかっぽれ」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます