長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

ダメ中

2010-05-17 07:17:41 | Weblog
今日は「ダメ中」。ダメから始める中国語。
だれもが、最初はこころざしを持って、勉強を
始めるけど、途中でスランプになったり、あきたり、
いやになったりして、挫折することが、ままある。
「やろう」と思ったら、やればいいし、やめたくなったら、
やめればいいと思う。
うちで長くやっている勉強会に「順受の会」というのがある。
論語の会だ。会社をやっている経営者などがよくくる。
経営はよく「人・もの・金」なんていう。どれもがうまくいっているときは、
経営者は楽だし、はっきりいって社長なんかいらないほうがいい、くらい。
そんな時の社長は、「論語」なんてどこふく風だ。少し、問題が起きたりして、
どれかひとつが問題になった時、時々、先人たちの教えに習うか、などといって
中国の古典なんかを紐解くことがある。ふたつに問題があり、しかも
最後の「金」に火がついた車状態になると、経営者は、勉強どころではなくなるようだ。

昨日の新聞に「会社員の75%以上が、社長は自分たちのことをわかっていない」
と答えた、みたいな記事があった。鳩山内閣の不支持とどっこいの数字だ。
「社長と副社長の差」は、「副社長と社員の差」と同じくらい、大きな差がある
ことを、社長以外は誰も知らない。こんなに混沌としてくると、とくに、経営者は
眠れない夜を迎えることが多い。

明日は「書の会」
明後日は「かっぽれ」

会社やお店をやっていたりすると、やっている間は、ずっと「人・もの・金」
の問題から、はなれられない。
生きていく限りは、「いろいろな問題」がある。でも
「いろいろなことがあるのが人生だ」とひらきなおると、目の前が
明るくなる。

週末23日は「墨田ぶらり下町音楽祭」。
利害得失を超えて、いろいろな人が協力して、二回目の音楽祭が
近づいてきた。
音楽があるだけで、人生がどんなに幸せになるだろう、と思うことが多々ある。
その音楽をやる舞台を、みんなで協力しながら作っていく感動は、人生を構築
していく、それと似て、言葉ではいいあらわせない。こんな感動がなかったら、
たとえ流行っていても、お店なんかやっている意味もないとつくづく思う。

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