お店のエアコンの設定が27度にしている。
ついこないだまで、朝5時でも30度くらいあった。
3度下がると、砂漠から高原にワープしたようなここちになる。
やっとエアコンがいらなくなったと思ったら、昨日は湿気も多く、
エアコンのお世話になった。
昨日は「お花」
釣りの世界では「フナ釣りに始り フナ釣りで終わる」という名言が
あるように、華道では「葉蘭に始り 葉蘭に終わる」といわれている。
竹の寸胴に、くばりをつくって、V字にする。これが土台で、土台
がしっかりしていないと、その後がしっくりこない。人生も同じだ。
土台(基礎)が大切。葉蘭の中で、見栄えのいいもの、凛然としている
ものを「真」(しん)にする。天真庵の真でもあり、ものごとの「真髄」
みたいなものだ。心(しん)にも通じる。
これがきまると、左手の中に、5枚から7枚の葉蘭をにぎりながら、イメージ
を抱きながら、つくっていく。真(しん)・副(そえ)・躰(たい)
この3点が基本になって、空間の中にまんだらのような宇宙をつくる。
よの中は、陰陽によってなりたっているが、葉っぱも「陰方」「陰方」
によって、右葉、左葉をきめる、という黄金則がある。理屈ではなく、
「なーるほど」と天地自然の離にかなっていて、日本人が昔から生活
や茶道華道の中に、宇宙の大原則が普通に使われてきた「すごさ」を感じる。
ここまできたら、もう波乱万丈の人生もこわくない。葉蘭5枚が、すーっと、
寸胴の上に収まる。
その後は、真と副の二枚だけを残して躰に「菊」を生ける。
それが、床の間に飾ってあって、明日までやる「竹細工の展覧会」に彩
を副えるというという形になった。真(メイン)が、竹細工で、副え(花)が
脇役。真と副というのは、夫婦の関係と同じだ。副がでしゃばっていてもいけないし、
真はぶれることなく、真ん中でちゃんと立っていないといけない。男は立たなくなったら
おしまいなのだ。
秋になった。今年も「そうめん」をたべなかった。とくに大好きな「流しそうめん」
が流れた。
でも10月31日に「流しみたいなシャンソン歌手」がレイブをやってくれることになった。
15日は二胡(にこ)が初めて天真庵にやってくる。31日は初めてのシャンソン。
初ものがふたつの10月。なんだかうきうきしてきた。
ジャズを聴きながら食べる蕎麦を、ざるそばではなく、「じゃずそば」という。
ながしを聴きながら食べる蕎麦は、さしずめ「流しそば」といった具合だろうか。
芸術の秋と食欲の秋が混然一体となって、楽しい秋の夜を楽しめることには違いない。
今日の夜は台風しだいで微妙ではあるが、「中秋の名月」である。
日々是好日に感謝。
ついこないだまで、朝5時でも30度くらいあった。
3度下がると、砂漠から高原にワープしたようなここちになる。
やっとエアコンがいらなくなったと思ったら、昨日は湿気も多く、
エアコンのお世話になった。
昨日は「お花」
釣りの世界では「フナ釣りに始り フナ釣りで終わる」という名言が
あるように、華道では「葉蘭に始り 葉蘭に終わる」といわれている。
竹の寸胴に、くばりをつくって、V字にする。これが土台で、土台
がしっかりしていないと、その後がしっくりこない。人生も同じだ。
土台(基礎)が大切。葉蘭の中で、見栄えのいいもの、凛然としている
ものを「真」(しん)にする。天真庵の真でもあり、ものごとの「真髄」
みたいなものだ。心(しん)にも通じる。
これがきまると、左手の中に、5枚から7枚の葉蘭をにぎりながら、イメージ
を抱きながら、つくっていく。真(しん)・副(そえ)・躰(たい)
この3点が基本になって、空間の中にまんだらのような宇宙をつくる。
よの中は、陰陽によってなりたっているが、葉っぱも「陰方」「陰方」
によって、右葉、左葉をきめる、という黄金則がある。理屈ではなく、
「なーるほど」と天地自然の離にかなっていて、日本人が昔から生活
や茶道華道の中に、宇宙の大原則が普通に使われてきた「すごさ」を感じる。
ここまできたら、もう波乱万丈の人生もこわくない。葉蘭5枚が、すーっと、
寸胴の上に収まる。
その後は、真と副の二枚だけを残して躰に「菊」を生ける。
それが、床の間に飾ってあって、明日までやる「竹細工の展覧会」に彩
を副えるというという形になった。真(メイン)が、竹細工で、副え(花)が
脇役。真と副というのは、夫婦の関係と同じだ。副がでしゃばっていてもいけないし、
真はぶれることなく、真ん中でちゃんと立っていないといけない。男は立たなくなったら
おしまいなのだ。
秋になった。今年も「そうめん」をたべなかった。とくに大好きな「流しそうめん」
が流れた。
でも10月31日に「流しみたいなシャンソン歌手」がレイブをやってくれることになった。
15日は二胡(にこ)が初めて天真庵にやってくる。31日は初めてのシャンソン。
初ものがふたつの10月。なんだかうきうきしてきた。
ジャズを聴きながら食べる蕎麦を、ざるそばではなく、「じゃずそば」という。
ながしを聴きながら食べる蕎麦は、さしずめ「流しそば」といった具合だろうか。
芸術の秋と食欲の秋が混然一体となって、楽しい秋の夜を楽しめることには違いない。
今日の夜は台風しだいで微妙ではあるが、「中秋の名月」である。
日々是好日に感謝。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます