織部焼きの古田織部が主人公のマンガらしい。
昨年か今年が没後400年にあたる。のであちこちで織部の展覧会をやっている。
黄瀬戸、織部、志野、が桃山から続く代表的な美濃の焼き物。織部は「へうげもん」
といわれるくらいその時代を突き抜けるようなアバンギャルドな作風である。
水曜日は珈琲塾。どこかで金賞を受賞したキリマンジャロを焼いて、サイフォンで入れる
実験をした。サイフォンで入れると、キリマン特有の酸味も緩和されて、アフリカの草原を吹き抜ける
風のような香りがした。(アフリカにはいったことがないので、このような表現はまゆつばかもなんばん)。
夕方からは6人の「座敷でそば遊び」。二階でやる蕎麦会では、お豆腐を京都のたる源の豆腐桶に入れて
供する。温度を下げぬように、備長炭の炭を入れる場所がある。そん時も、手あぶりに炭を入れておくと便利だ。
檜風呂に、昆布と豆腐が混浴しているような艶冶な雰囲気になる。同時に熱燗もつけられるような構造になっている。
これを発明した人は、酒脱というか、風雅を解する達人だと思う。「ひとてま」かかるけど、このてまをやるとやらぬでは、
世界がまったく違ってくる。
昨日も卒啄珈琲塾。半休をとってこの会に参加する女子がいたので、焙煎の最中に、勝手に昼のまかないを作る。
前日の「蕎麦会」のあまり、というとなんやけど、冷蔵庫にあまった材料をつかって「よばい鍋」を作る。ここでも
炭火が大活躍する。昨日はプチ忘年会。♪お酒はぬるめの燗がいい さかなはあぶったうるめいわしでいい・・
夜は「無茶しぃの会」。その間に買い物。十間橋通りにある「骨董屋」のおやじがいつものように、笑いながら
「天真庵さんそっくりのへうげたもんが入った」というので、騙されたつもりで中に入る。ひょうきんなお坊さん
みたいな焼き物が鎮座してあった。「買う」といって、連れてかえり、ショーウィンドウの中の石臼の上においた。
「蕎麦上人」にしては、少しとっぽいけど、いい感じだ。
無茶しぃの会も、炭の上の鉄瓶の湯けむりが、茶室の空気を凛としてくれて、おいしい煎茶をみなで楽しんだ。
今日は朝から雨。今日は「ダメから始める中国語」。大酒飲みで、蕎麦大好き人間たちが集まる忘年会。
まいこ先生がはやめにきて「肉団子」のスープを作ってくれるらしい。とても楽しみである。
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