長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

死神がやってきた!

2008-04-19 07:41:16 | Weblog
昨日、りんたろう君とか、たまたま多士済々な音楽家たちが、カウンターで
蕎麦会をやっていたら「死神」がやってきた。正確にいうと、「死神」という死ぬ
ほど美味い日本酒をつくっている賀茂福酒造の社長が、四つ木の杉浦酒店の杉浦さんが連れてこられた。色も古酒みたいに琥珀色で、でもひねていず、芳醇な香りの
お酒だけど、「死神」という一度聞いたら、忘れられず、しかも日本酒の銘銘にしては大胆なネーミングをした社長とは、思えないくらい、普通の人だった。
(いつも、天真庵のカウンターにとまる人がディープすぎるのかしらん?)

昨日は、「死神」と、「車坂」が、カウンターにいた酒豪たちの胃の中に、飲み込まれていった。その前には、「祇園の銭湯の女湯」みたいに、京都ゆかりの女性ふたりが、「上喜元」のぬる燗を飲んでいた。
雨の日もまたいい。恵みの雨、みたいな金曜日だった。







ローマの休日

2008-04-18 07:01:30 | Weblog
昨日は、定休日。
午後から天気が荒れる、ということだったので午前中にお店の掃除。
掛軸を、変えたり、花やにいって、花をかってきたり・・・した。
正確にいうと、赤い小さな花器をもって、「ラブガーデン」で、ワイヤープランツをわけてもらった。ちゃんといやがらずに、わけてくれて、宇都宮土?
かなんかをのせてくれて、300円。恐縮。いいお店だ。

美人のおかみさんと、四方山話をしていると、ひなままが、自転車をとめて「今日は休みなのね」と声をかける。昨日の朝も東向島ですれ違ったので、二日連続で
同じ人とあう。「この街には、まるで50人くらいしか住んでないみたい」と、
自分がいつも思っていることが口からでた。

そういえば、あの「りんたろう君」とも二週続けて木曜日に出合った。
そんなことを思い出しながら、お店に帰り、焙煎をして、コーヒーを
試飲しようと思ったら、りんたろう君が、店にきた。
三週間連続で、木曜日に彼と顔をあわせた。
りんたろう君と、バリバリの関西弁で話をしながら、焙煎したての雑味がいりまざった深入りのモカを飲んでいると、まるで、この場が、通天閣商店街のディープな
バーにでもなったかのような雰囲気になる。

夕方は、織田流煎茶道のお稽古に表参道にいく。
「押上」と「表参道」が、一本の線(半蔵門)で繋がっているのが、いつも不思議
に思う。A1出口からでて、表参道ヒルズの裏まで、毎回同じ道を通っているけど、この道で、煎茶仲間や知り合いにあうことは、まずない。
「住んでいる人がいる町」と「住んでいない人がいる町」とは、それだけ違いがある。

パリの長屋

2008-04-17 08:16:33 | Weblog
昨日、蕎麦打ちと焙煎が終わったあと、あまりにも天気がいいので、
向島界隈を散歩していた。
ら、なんやら、長い数字が並んだ電話の着信があった。
「?」と思ってとったら「長屋君」だった。
パリで日本料理の修業をやってる長屋君からで、二年ぶりに帰国するらしい。
「YEN」というパリで知られたお店の料理長になったらしい。
彼は「吉兆」で修行した後、ぼくの師匠の達磨の高橋さんところで蕎麦打ちを
習い、イタリアからパリに修行にいって、現在パリで生活している。

来週、長屋茶房に長屋君がくる。なんか不思議な感じ。
器とか料理のこととか、いろいろ話ことが、山積されている。

寒山拾得

2008-04-16 07:15:13 | Weblog
天真庵のテーブル席には、南條先生の寒山拾得の絵が飾ってある。
時々、「どなたの絵ですか」と聞かれる。
天真庵を結ぶきっかけになった絵。12回、春に「南條観山展」
をやってきた「ご縁」で結ばれた人たちと、仲良くやってこられたし、
その縁で、墨田に新しい庵を結び、また多くの人たちが、ここで不思議な
邂逅を体験する日々。

南條先生は「書や絵は習うもんじゃない。生きとることを表現するもんじゃ」
みたいなことをいわれた。貞本さんの「書をしよう会」の時間はまさに、
そのもの。それぞれの人たちが、「自分」を表現している。
書の後に飲む酒がまた美味い。昨日は「車坂」をぐびぐび飲んだ。

書をしよう会

2008-04-15 07:29:16 | Weblog
今日は「書」

宇治からおいしい玉露が届いたので、すすり茶でもしようか、と思う。
でも先生は、お茶よりおちゃけ、の口なので、やっぱり「上喜元」か「車坂」
あたりをあけようかしらん。

すすり茶は、急須を使わない。蓋つきの茶碗に、玉露をいれ、そこにお湯
をいれて、そのまんまふたをずらして、飲む。
昔の両切りのゴールデンバットみたいに、口の中に葉がはいるけど、たばこ
のそれとちがって、美味しいし、香りがいい。
最高に贅沢なお茶。

天真

2008-04-15 07:24:37 | Weblog
今日は朝から晴天。
少しジョッギングをしたけど、とても気持ちがいい。
これから元気を散歩させながら、出陣。この季節は、
犬もとっても気持ちがいいみたい。元気が元気になる季節。

今日は「書をしよう会」。
宇治からいい玉露も届いたので、今日はすすり茶でもやってみようかしらん。
急須を使わず、ふたつきの茶碗にたっぷり玉露を入れて、楽しむ。
究極の贅沢なお茶。でも先生は「おおとら」なので、お茶よろおちゃけの口だ。
彼の大好きな「上喜元」でもあけようかしらん。




んごま

2008-04-14 06:26:25 | Weblog
「NGOMA」が、できあがったCDをもってきてくれた。
営業時間は過ぎていたけど、カウンターで「夜話膳」をやっていたので、
モカイルガチェフを飲みながら新しいCDを聴いてみた。
ジャンベ・和太鼓などの5人組による音楽は、これまでの範疇に属することが
なく、独特なアフリカン?なミュージックだ。どうも、ジャンベとかのリズム
を聴きながら、イルガチェフ(エチオピア)が、懐かしがって、美味しく感じる。

4.11大阪から、全国ツアーが始まる。

彼らのプロモーションビデオは、今年の初めに、天真庵の2階で撮影された。
内緒だけど・・

明日は「書の会」


男のエステ

2008-04-13 07:37:47 | Weblog
かっぽれもおもしろそうだけど、先月大好評だった「男のエステ・第二段」
が、5月31日(土)17時から、になった。前回は定員オーバーだったので、
今回は少し控えめにやりたいので、予約をはやめにどうぞ。(女性も熱烈歓迎)
これからいい季節なので、体も顔もシェープアップすると、気持ちがいい。

昨日は近くの「霧下蕎麦」の社長と、よもやま話。ここは昭和28年から、
この街(文花)で蕎麦粉を商いしている老舗。
名前の知っている東京の名店は、かなりが御用達。
「しっかりとポリシーをもって、きちんとした蕎麦を出すお店は、つぶれませんよ」と、励ましの言葉を頂戴した。やさしい所作の中に、蕎麦というストイックな
ものを商う会社の女社長の気骨を感じさせる言葉。

うちの師匠、「達磨」の高橋さんの話もでた。
今年の師匠の賀状は、直筆で、「今年も元気な蕎麦を打ってください」
と書いてあった。

みんなほんものは、簡素なものだ。


かっぽれ

2008-04-12 06:53:47 | Weblog
昨日はかっぽれの先生が遊びにこられた。
正確にいうと、面接?にこられた。
昔いっしょに篠笛をやった岩崎さんと、かっぽれをやることになった。

「かっぽれ、かっぽれ、甘茶でかっぽれ」という、あの江戸のお座敷芸。
5月7日(水)の夕方から、第一、第三水曜日の夜に、天真庵の二階で
やります。定員が4名なので、興味がある方はご一報ください。
題して「そば茶でかっぽれの会」

昨日はあたたかかったので、アイスコーヒーがたくさんでた。
少し焙煎を深くして、ガテマラなんかをブレンドして、
「ほぼブラジル」も夏バージョン。


ままけは

2008-04-11 06:51:13 | Weblog
昨日ひさしぶりに銀座をぶらぶらして、骨董やで、憧れの連月さんの
急須を買った。「雨の中わざわざきてくれたので、勉強させてもらう」
といって、8000円もまけてくれた。
ので、つきあってくれた友だちと、「よし田」にいって、いたわさ、若竹煮、
玉子焼き、などをつまみに日本酒を飲んで、名物の「コロッケ蕎麦」を
食べたら、ぴったり8000円だった。

思えば、朝、ジョッギングの帰りに近くの「かめや」というパン屋で買い物
をした。ジョギングパンツには、1000円しかなかったので、恐る恐る
控えめに買い物をして、最後に野菜ジュースを買ったら、ちょうど1000円
だった。レジの女の子が計算して、「アラー、ちょうど1000円」と声を
あげた。

ナイトキャップに立ち寄った銀座のバーで、「ままけはのベジタブルスティック」が
でた。ままけは、は、天真庵でも隠れ人気メニュー。
今日の夜は、楽しみなお客さんがくるので、出してみたいと思う。