旧車レストア記録

老後の「暇潰し・ボケ防止」。

不調の原因はこれなの?。

2020-07-05 19:15:31 | 長期保管車修理

TLM50、エンジン始動確認が出来ました快調で有ります、本日試走すべく「1速に入れたら」エンストです、クラッチが切れて居りません。
 整備前にクラッチの切れは確認してまして、クラッチレバーでの切れ具合に不具合は感じられず。1速に入れて、クラッチを切りにて前進も確認してました、それにも関わらず・・・・・。

「クラッチデェスク」と「クラッチプレート」が錆び付き「張り付け」が懸念されましたので、クラッチ部を分解。

 「クラッチデェスク」「クラッチプレート」とも新品の様です、この状態でクラッチが切れない訳有りません、この時点で原因不明ですお手上げです
*余談、上記写真の⇒印のキックシャフトとギヤーが、クラッチカバーを外した時、外れ落ちました、ここの組み立て要領が分かりません、「ラチェット機能」「戻り用スプリングのセット」「ワッシャの位置」等、知恵の輪的思考で何とか組み込みが出来ました。

思案の結果、M・オイルを抜いた時やけに多い様に感じられたので、抜き取ったオイル量を計測したら、
約「1・6~7リットル」程有り、これは異常量です、適正量は「0・8リットル」、約2倍オイルが入れられて居りました。 
クラッチ盤がドップリとオイルに浸かってた事に成ります、

これでは、 クラッチ機能は確保出来ません。

 このボルトを抜き取り、適正オイル量を確認しておくべきでした。(反省)

クラッチを組み付け、適正オイル量(0.8リットル)を注入し、クラッチの切れ良好です。

 

 


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