朝寒いけど新聞を取りに出たら周りは銀世界になっていた。
お向かいさんも雪の化粧をして美しく装っていた。
幸い路面は凍っていないようでホッと安心早く仕度しなきゃ。
ルネサンスに着くと、未だ誰も来ていない、又やってしまった。
10時半からのスタートやのに30分早く来てしまったよ。
単行本を読んでいる内に教室は埋まっていった。
今日の講座は仮名手本忠臣蔵3段目 前半のハイライトともいえる松の廊下のくだりです。
高師直が横恋慕する顔世御前の窮地を救った若狭之助を執拗に虐める高師直、見かねた若狭之助の家老が高師に賄賂を送ると手のひらを返したように憤る若狭之助にわびへつらう。
顔世御前から恋文の返事が届き断りの文を知り怒りの矛先は塩冶判官に向かいその執拗さから刀に手をかけてしまうおなじみの下りになります。
後半に見たビデオは高師直が先代勘三郎、塩冶判官は先代尾上松禄です。
高師が意地悪ぶりをネチネチやるほど塩冶判官が生かされて、観客が涙する場面ですね。お二人とも若々しく見えました、勘三郎さんの虐めぶりも良いなぁ。
乗ってくると益々冴えてきます。
楽しい時間はすぐ過ぎてしまいますね、あっという間の1時間半でした。