2ヶ月間かけて作ったバライタプリントを
写真作品として展示する準備をおこないました。
まずはスポッティング。
プリント時に写り込んだホコリの跡などを
修整する作業です。
この作業、とても繊細で根気が必要。
息を止めて慎重に筆を動かします。
*
写真の用意ができたら、いよいよ展示準備へ。
ブックマット加工に使用するマット紙は
展示のためだけではなく、保存性も考え
ミュージアムボードというグレードの高い紙を選びます。
上の写真のようにマットカッターを使用して
45度の切断面でカットする作業は
手首の使い方、力の入れ具合に微妙なコツがあり
なかなか難しい作業です。
*
出品点数は一人、3~6点。
同じ作業を丁寧に繰り返し
展示準備を完了させました。
記:徳永好恵
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・