今春からいつも
一度にブローニーフィルム12本の
現像をおこなう方がいるため
新たに
エアコンの真ん前に
12箇所の
フィルムクリップを吊るフックを取り付けました。
フィルムドライヤー等の立派な機材がなくとも
この方法で30分もあれば
キチンとフィルムを乾燥させる事ができます。
何事もアイディア勝負のTIPAです。
*
本日
フィルム現像2回目。
フィルムのリール巻きから
一連の作業の復習をおこないました。
この日
現像したフィルムは
自称“メルカトル写真課題”と
名付けた方法で撮影しています。
35mmフィルムを1本使用し
36カットで一つの画像を形成する撮影課題です。
頭で課題内容を理解しつつも
なかなかスムーズに撮影できません。
カメラレンズの歪のため
必ず
ずれるのです。
しかし
この“ずれ”こそが
この課題の魅力でもあります。
大きくずれずに微妙にずらす。
微妙な加減が勝負です。
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上の作品
鹿の配置にリズムがあります。
最後のカットは
作者と鹿の足を撮影した画面。
作品世界に作者が入り込んでいます。
セルフポートレイト的要素も含んだ作品に仕上がりました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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