2020年のTIPA講座、新たに開設した
「美術研究クラブ」の報告です。
月イチ開催、木曜夜間の2時間
先人に学ぶ姿勢で
美術史にのこる作品を研究します。
研究にあたっては
資料文献をもとにしたレクチャーと
簡易な模写や模造等
模倣するなかで理解を深めます。
第一回目のお題は
「描く・写すの研究」でしたが・・・
題材として採り上げる予定の展覧会が
コロナ禍ゆえ開催しなかった理由により
機会を改める事にしました。
そのような事情で
今回は「模倣と創造の研究」に変更。
「模倣なくして、創造なし」と記す
科学の分野での著作
「模倣と創造―科学・教育における研究の作法 」と
【まなぶ】と【まねる】を
組み合わせた造語【まねぶ】として
美術家・森村泰昌さんが執筆した
「まねぶ美術史」を参考に
その他、幾つかの参考書とあわせて
模倣と創造について考えました。
この日は
すすり茶をすすりながらの活動。
最後はポン酢で茶葉も食しました。
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。
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