徳永写真美術研究所 運営日誌

本運営日誌は徳永写真美術研究所にておこなわれる活動の記録集です。https://tokunaga-photo.com

創作実験クラブ / 10日目 火を扱う実験:テラコッタ粘土造形・サツマイモ・etc.

2021年01月11日 | クラブ活動



北海道とZOOMで繋ぎ
徳永写真美術研究所・主宰者宅で
おこなった屋外活動の報告です。



この日のお題は火を扱う実験。



美術研究クラブでの
縄文芸術の研究日に作った
テラコッタ粘土造形物
炭化実験としての素材



その他・・・
サツマイモも含めました。

北海道メンバーには
事前にサツマイモを届け
自宅のお鍋でコトコト。



コチラはお芋掘りから。
安納黄金という品種ゆえ
赤紫色でないので
サツマイモらしくありませんが・・・。



まずは落ち葉で火をおこし。
焼き場の温度を上げながら
粘土造形を火に寄せていきます。



焼き場の温度が上がった時点で
缶の中に入れたもの
そのまま野焼きするものを並べ
落ち葉で覆い焼き始めました。



いっぽう
収穫したサツマイモは
洗ってアルミホイルで巻いて焼き芋準備。



そして
炎を観察しながら3時間



出来ました!



やや焼き時間が足らない感じでしたが
まずまず・・・。



パソコンモニター越しに
お鍋で蒸かしたサツマイモと共に
リモート会食。



本題である
テラコッタ粘土造形物の結果は



貝殻を貼り付けた容器は
部分的に貝が取れたものの
概ね成功。



ビー玉の目は
割れることなく仕上がりましたが
頭と身体が分離。
でも接着剤にて接合できそうです。



幾何立体は謎の出土品のごとく
存在感を増した仕上がり。



コチラはラーメン。
綺麗な姿で炭化。



煤けて黒色となったものや
テラコッタ色であったり
まだらな色調だったり・・・。



焼く事でひとまわり小さくなり
成り行きに任せた仕上がりに。
部分的に割れた状態でも
そのフォルムが愛おしいと思える
結果となりました。


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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
写真・写真表現・シルクスクリーンetc.
表現の研究活動をおこなっています。 

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