プリント作業の最終日。
一分、一秒を大切に暗室作業に励みました。
バライタ印画紙は薬液につける時間が長いため
気持ちは急いでも、手は急げません。
基本動作をまもり、丁寧に仕上げていきます。
バライタ印画紙でのプリントで注意すべき事は
乾燥後、少し濃度が濃くなる“ドライダウン”という現象を
見越してプリントを完成させる事。
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プリントの仕上がりを確認中の様子。
エアコンを稼動させた空間で印画紙を乾燥させると
印画紙のカーリングが激しく
上の写真のようにクルクルに・・・!
カーリングした写真は
ドライマウントプレス機に挟み
フラットニングします。
この日に写真が仕上がらなかった方には
後日、自主的に
暗室作業を継続いただきました。
次回は
写真のセレクトとスポッティングに取り組みます。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて、写真・写真表現・シルクスクリーンの研究活動をおこなっています。
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