創作実験クラブの活動で
石こうプリントの可能性を探る
実験をおこないました。
まずは
プリントする図柄の準備から。
透明PET樹脂板に
ニードルで線を刻みます。
刻み目に版画用インクを
詰めて石こうを流す。
石こうが硬化したことを確かめ
そっと剥がすと
黒インクが石こうに写り
印画できるという仕組みです。
石こうを流すタイミングによっては
下のような結果となったり・・・
(涙)
手軽にできるプリント方法ですが
コツを掴むまでは
皆さん、何度か失敗を重ねました。
各自の興味の方向で進めた
実験結果を下に紹介します。
石こうを流す際、
断面に定規をあてると・・・
自立する石膏画となります!
↓
石こうプリントの版を用い
プレス機に通してコラグラフの展開も!
レゴブロックで囲い
厚みを持たせることも!
レジンをあわせる展開も!
石こうプリントした面に
ニードルで刻画して
更にレジンで水滴のような
表情を持たせたり・・・。
石こうプリントから
どんどん
実験は深化していきました。
記:徳永好恵
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徳永写真美術研究所
大阪・鶴橋にて
表現の研究活動をおこなっています。
2024年4月開始の講座受付中
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