このシリーズもいよいよ最終夜です。
小淵沢で立川行きの普通列車に乗り換えた。ここまでくると車内の雰囲気も沿線の景色も、旅というより普段の生活圏じみてくる。田切駅では10人以上でわいわい賑やかだったが、今この瞬間は3人に減っている。そして、東京に近づくにつれて、分岐点の駅でまた、分かれていくのだ。
いつも旅の終わりは、もの悲しい。と言ってもただ悲しいだけではなく、どこか祭りの終わりのような、心地いい疲れもある。そんな感じだ。
今回一番最後まで残るのは僕ではなく局長だった。以前は田舎住まいの僕が路線の関係で一番最後だったものだが、今回はわざわざ一度東京まで出てきてから東海道新幹線で帰る局長が一番最後まで列車に乗ることとなった。
こうして旅は終わる。だが、心はもう次の旅に向かっているのだ。
さあ、次の旅のプランでも考えよう。
小淵沢で立川行きの普通列車に乗り換えた。ここまでくると車内の雰囲気も沿線の景色も、旅というより普段の生活圏じみてくる。田切駅では10人以上でわいわい賑やかだったが、今この瞬間は3人に減っている。そして、東京に近づくにつれて、分岐点の駅でまた、分かれていくのだ。
いつも旅の終わりは、もの悲しい。と言ってもただ悲しいだけではなく、どこか祭りの終わりのような、心地いい疲れもある。そんな感じだ。
今回一番最後まで残るのは僕ではなく局長だった。以前は田舎住まいの僕が路線の関係で一番最後だったものだが、今回はわざわざ一度東京まで出てきてから東海道新幹線で帰る局長が一番最後まで列車に乗ることとなった。
こうして旅は終わる。だが、心はもう次の旅に向かっているのだ。
さあ、次の旅のプランでも考えよう。