今日、明日と2日間、上野駅の地下13番ホームで、五能線のリゾート列車リゾートしらかみの3編成のうち「くまげら」と名付けられた3両1編成が展示公開された。
初日の今日は午前中10時半から開始だったが、10時頃に上野に着いたら、限定の記念オレンジカード3枚組1000セットに、既に長蛇の列が出来ていたのに驚いた。
オレンジカードは人気が有るようだが、その他の記念グッズに関しては、ごく短い列だけで、人気の差がかいま見えた。車両公開の列も少し長くなっていたのでその最後尾に並んだ。
まあ、子供を連れた夫婦(僕もその内の一組だったが)が目立ったが、やはり全体的には男性の鉄道ファンのしかも一人だけの人が多かった。年齢層は小学生くらいから中高年を越えて高齢者の方迄様々だった。
まあ、鉄道車両展示イベントなんだから、当然と言えば当然の客層なのだ。
10時半になり、まず一番長いオレンジカードの列が13番ホームに案内誘導される。続いてグッズの列。最後に車両見学の列といった具合に誘導され、13番ホームに移動した。
こいつがリゾートしらかみの3編成のうち「くまげら」と名が付いた車両。
中間に半個室(セミコンパート)の車両前後をクロスシートの車両で挟んだ3両一組の編成で、それぞれ両端のしゃりょうの先頭部分はラウンジになっている。こいつがくせ者で、その為に入口が車体後端部にしかない。従って誘導された見学客は、一度一番手前の車両の後の方から入って、狭い車内と通路を運転席に向かい進む。その客が車内にふん詰まるが、通路を帰ろうにも、後から後から客が乗り込んでくるから、満員通勤電車状態で大渋滞になる。それでもなんとか真ん中の車両まで移動すると、各セミコンパには既に若年の鉄道マニアの諸君がそれぞれ占領して、座席を倒してフラット化して寝そべってて、全く動く気配もない。小さな子供などはそこに入りたいのだが、だからといって気を利かせて席を空けるような配慮はみじんもない。「俺はこの車両の事よく知ってるんだぜ。どうだ、こうやって座席倒すと寝ころんで寛げるんだ、いいだろ~」と言わんばかりの表情で仕方なく通過する子供連れを見上げている。
そしてやっとたどり着いた3両目も大渋滞だ。車体の構造上仕方ないが、もう少し客の誘導を何とかするべきでは無かろうか?
車両展示なので、ホームのこんな表示と車両が並ぶことになる。
車両の先頭部では、子供用の制服と帽子が用意してあって、記念撮影を出来るようになっている。子供や親子連れは有望な客層だから、JRとしても待遇良く迎える。このために先頭部が写る良い場所を確保している。制服は小学生サイズだから、ここだけは子供を連れていない鉄道ファンの出る幕はない。と思ったら・・・車両の前に用意された記念撮影用のプレートのすぐ後でポーズを取る子供、それを撮影しようと、少し離れてポジションを取る親と言う位置関係になる。そこに平気で割り込んで車体を撮影する鉄道オタクや、カメラの前を平然と横切る鉄道オタクが多数いる。彼らに共通しているのは「周りを見ていない」「周囲に対する配慮が全くない」と言うことだろう。彼らに言わせれば「自分の撮影が大事」なのだろうし「誰にも迷惑掛けていないから、何で悪いんだ?」なのだろうが、迷惑を掛けていないのではなく、掛けていることに気がついていないだけだ。申し訳ないが、鉄道マニアにはこの手の問題行動を起こす人がけっこう目立つ。趣味に邁進するのは大いにけっこう、深くのめり込むのもいいだろう。それにとやかく言うのは間違いだし、その情熱は応援もする。だが、周囲に対する配慮を忘れて迷惑行為に及んだ途端に、それは糾弾の対象になってしまうだろう。こういった行為の繰り返しが鉄道ファン全体の体質であるかのように誤解され、最後は「鉄道オタク」とレッテルを貼られて白い目で見られるようになるのだ。大多数の善良なと言うより良識派の鉄道ファンに与える迷惑も甚大だ。考えるべき問題だと思う。
くまげらの前にはこんなのが停まってました。
展示会は明日もやってます。
初日の今日は午前中10時半から開始だったが、10時頃に上野に着いたら、限定の記念オレンジカード3枚組1000セットに、既に長蛇の列が出来ていたのに驚いた。
オレンジカードは人気が有るようだが、その他の記念グッズに関しては、ごく短い列だけで、人気の差がかいま見えた。車両公開の列も少し長くなっていたのでその最後尾に並んだ。
まあ、子供を連れた夫婦(僕もその内の一組だったが)が目立ったが、やはり全体的には男性の鉄道ファンのしかも一人だけの人が多かった。年齢層は小学生くらいから中高年を越えて高齢者の方迄様々だった。
まあ、鉄道車両展示イベントなんだから、当然と言えば当然の客層なのだ。
10時半になり、まず一番長いオレンジカードの列が13番ホームに案内誘導される。続いてグッズの列。最後に車両見学の列といった具合に誘導され、13番ホームに移動した。
こいつがリゾートしらかみの3編成のうち「くまげら」と名が付いた車両。
中間に半個室(セミコンパート)の車両前後をクロスシートの車両で挟んだ3両一組の編成で、それぞれ両端のしゃりょうの先頭部分はラウンジになっている。こいつがくせ者で、その為に入口が車体後端部にしかない。従って誘導された見学客は、一度一番手前の車両の後の方から入って、狭い車内と通路を運転席に向かい進む。その客が車内にふん詰まるが、通路を帰ろうにも、後から後から客が乗り込んでくるから、満員通勤電車状態で大渋滞になる。それでもなんとか真ん中の車両まで移動すると、各セミコンパには既に若年の鉄道マニアの諸君がそれぞれ占領して、座席を倒してフラット化して寝そべってて、全く動く気配もない。小さな子供などはそこに入りたいのだが、だからといって気を利かせて席を空けるような配慮はみじんもない。「俺はこの車両の事よく知ってるんだぜ。どうだ、こうやって座席倒すと寝ころんで寛げるんだ、いいだろ~」と言わんばかりの表情で仕方なく通過する子供連れを見上げている。
そしてやっとたどり着いた3両目も大渋滞だ。車体の構造上仕方ないが、もう少し客の誘導を何とかするべきでは無かろうか?
車両展示なので、ホームのこんな表示と車両が並ぶことになる。
車両の先頭部では、子供用の制服と帽子が用意してあって、記念撮影を出来るようになっている。子供や親子連れは有望な客層だから、JRとしても待遇良く迎える。このために先頭部が写る良い場所を確保している。制服は小学生サイズだから、ここだけは子供を連れていない鉄道ファンの出る幕はない。と思ったら・・・車両の前に用意された記念撮影用のプレートのすぐ後でポーズを取る子供、それを撮影しようと、少し離れてポジションを取る親と言う位置関係になる。そこに平気で割り込んで車体を撮影する鉄道オタクや、カメラの前を平然と横切る鉄道オタクが多数いる。彼らに共通しているのは「周りを見ていない」「周囲に対する配慮が全くない」と言うことだろう。彼らに言わせれば「自分の撮影が大事」なのだろうし「誰にも迷惑掛けていないから、何で悪いんだ?」なのだろうが、迷惑を掛けていないのではなく、掛けていることに気がついていないだけだ。申し訳ないが、鉄道マニアにはこの手の問題行動を起こす人がけっこう目立つ。趣味に邁進するのは大いにけっこう、深くのめり込むのもいいだろう。それにとやかく言うのは間違いだし、その情熱は応援もする。だが、周囲に対する配慮を忘れて迷惑行為に及んだ途端に、それは糾弾の対象になってしまうだろう。こういった行為の繰り返しが鉄道ファン全体の体質であるかのように誤解され、最後は「鉄道オタク」とレッテルを貼られて白い目で見られるようになるのだ。大多数の善良なと言うより良識派の鉄道ファンに与える迷惑も甚大だ。考えるべき問題だと思う。
くまげらの前にはこんなのが停まってました。
展示会は明日もやってます。