田切通信

旅行に写真に究極超人あ~るに飯田線田切駅

春の・・

2008-03-13 21:42:02 | その他
 ロマンスカーのシリーズをあと2回くらい書こうと思っていたんだが、日付がちょうど良いので別の話を。

 「ああ、春だなぁ」と感じる切っ掛けは人それぞれだと思うが、僕は昨日春を味わった。蕗のとうを食べたのだ。以前は蕗のとうはもとより各種の山菜を自分で取ってきて食べていたが、関東平野に越してからは身の回りに山菜が生える環境がない。今回食べたのは「買った物」で、しかもそこは池袋駅前の店だった。実は池袋駅前に宮城県のアンテナショップがあって、そこを覗いたら安く売っていたので思わず買い求めたのだ。
けっこう量があったので、半分は細かく刻んで油で炒め、味噌を混ぜ合わせて「蕗味噌」にした。こいつは温かいご飯と良く合う。残りは定番の天ぷらにして食べた。蕗独特の香りと苦みが口中に広がり、まさに春の気分だった。

 さて、もうひとつ。春と言えば「ダイヤ改正」だろう。むしろこちらの方に春を感じる人が多いのでは??今回の改正で寝台列車が3路線消えるそうだ。大阪だか京都発の2路線は僕には馴染みがないが、東京発大阪行きの夜行寝台「銀河」は2回ほど乗ったことがあり、「そうか、なくなるのか」という寂しい思いがする。最終便の切符は30秒で売り切れたそうだが、そんなに大事なら普段から利用しておけば良かったのだ。
 しかし、夜行寝台は高い!通常の乗車券に特急券だけでも充分高いのに、その上寝台券が必要とあっては、気軽に乗れる値段ではない。それだけ払うなら、普通に移動してビジネスホテルに泊まれる。「寝台に乗って寝る」というのが最大にして唯一の目的でもない限り、これを選択する人は少ないだろうね~。商売が下手だJRは。

 3月限りでなくなる路線そのものも幾つかあるようだ。この辺の事情はみやした君や亀さんが専門なので、解説してもらえると助かる。
 春は出会いの季節でもあるが、別れの季節でもあるのだ。