米倉涼子IN「シカゴ」

シアターオーブで上演中の「シカゴ」です。
3度にわたって ブロードウェイで主演のロキシー•ハートを演じた
米倉涼子の凱旋公演。
彼女以外は、みな あちらのメンバーが演じています。

実話を基にしたミュージカル。
ボブ•フォッシーが脚本 演出 振付を担当し、
カンダー&エッブが楽曲担当。

冒頭 いきなり 「オール•ザット•ジャズ」が流れるなど、
ファンには 堪えられないミュージカルです。

米倉涼子演じるロキシー。
ナイトクラブで働く人妻 愛人を撃ち殺し 監獄行き。
そこで、夫と浮気相手の妹を殺したヴェルマ やり手弁護士のビリー 看守のママ•モートン らと出会う。
1920年代のシカゴ。
マスコミは、センセーショナルな話題に飛びつき 一方囚人たちはスターになり
情状酌量 無罪放免を狙う。
ロキシー 無事 無罪を勝ち取れるかというお話。

ボブ•フォッシーの独特の振付が印象に残るし、
楽曲も、ロキシーのソロナンバー「ロキシー」を
筆頭に良い曲が多い。
ママ•モートン始め 素晴らしい声量の持ち主が多いなか、
ロキシーの夫で、唯一影の薄いエイモスが歌う
「ミスター•セロファン」が コミカルで楽しい。

言わずもがなですが、実力者揃いのメンバーに入って 米倉涼子 大奮闘でした。