田村正和×松本清張 「十万分の一の偶然」

昨夜は、テレビ朝日で放送された「十万分の一の偶然」楽しみました。
松本清張の原作を田村正和主演でドラマ化したもの。
アマチュアカメラマンが 偶然撮影した 1枚の写真。
悲惨な交通事故現場を撮影したもの。
「 ニュース写真年間最優秀賞」に選ばれた「激突」という写真の真実を
事故に巻き込まれて 亡くなった女性の父親が暴くというもの。
父親を 田村正和が演じています。

カメラマンの山内正平(田村)は、モンゴルで取材中 娘(中谷美紀)が事故死した
ことを 娘の婚約者の塚本(小泉孝太郎)からの電話で知ります。
慌てて 帰国する飛行機の中 彼は 娘の事故現場を撮った写真を目にします。
撮影したのは、山鹿恭一(高嶋政伸)という アマチュアカメラマンでした。
これだけ 生々しい写真が撮れるのは
「十万分の一の偶然」ということ。

山内は、事故の唯一の生存者 米津という男が洩らした
「赤い火の玉が見えた」
という証言を きっかけに 事故の真相を追及していきます。
という お話。

なかなか面白いドラマでした。
私 メカには弱いし、写真にも興味はないので、トリックについては
イマイチ分かりませんでしたが、
主人公を巡る人間模様は、よく描けていたと思います。

前述の出演陣のほか、内山理名 岸本加世子 若村麻由美 松下由樹 内藤剛志 伊東四朗らが出演。
充実したメンバーで、ドラマに深みが増してました。