2024年5月 JR大船渡線沿線を歩く旅。
2024年(R6)5月12日(日)
一ノ関駅 ―> 真滝駅 5.7JR営業キロ
いわてホリデーパス切符は土日のみの利用なので天気予報とにらめっこで出発日を決めた。
盛岡駅 - 一ノ関駅間は90.2JR営業キロで19駅もある。
盛岡駅発の5時10分発の始発はあるが朝寝坊のわたしにはつらい時間だ、6時39分発の一ノ関行きに乗ることにする。
日曜日ということもありゆっくり座っていける。
途中の平泉駅から外国人の団体が乗り込んできた。
全員中年の女性でディパック、トレッキングポールなどの装備だ。世界遺産である平泉の周辺をトレッキングしてきたのだろうか。
一行は一ノ関駅で降りると新幹線ホームへと向かっていった。
岩手県も外国人観光客が目に付くようになってきたけれどこのような形での観光客はまだ少ないだろうと思う。
一ノ関駅で降りたらまずは駅前を見に行く。
前回の歩き旅で訪れたのは2010年9月12日だった、もうあれから14年か~。
当時はまだ東北新幹線は青森まで開通していなかったんだよなあ、振り返ってみると月日の流れの速さにただただ驚愕するばかり。
駅前は14年前とほとんど変わりが無いようだ。
わたしは知らなかったのだが大船渡線には2012年から「Pokemon With Youトレイン」というのが運行されているのだ。
JR地方交通線はどこも赤字路線だからなんとかして客を呼び込もうと工夫を凝らしている。
人気だったSL銀河は2023年6月で運行が終了してしまった。
SLよりポケモンのほうが人気なんだろうか。
一ノ関駅を後にして歩き出す。
道路標識を見ると気仙沼まで国道284号線で44キロメートルとなっている。
JR路線では62キロあるが、猊鼻渓など人家のある所に駅があるのでかなり遠回りをしているのだ。
しばらく線路と道路は並行してはしる。
バス停のわきには古タイヤと竹を使ったベンチがあった、これはエコでいいね。
ちょうど田植えの季節だ、いまは田植え機があるから楽だろうな。
わたしは子供のころに田植えの手伝いをしたことを思い出してしまった、当時は機械はなくて全て人の手で植えていた。
満開のキリの花を見ながら歩いていく。天候は薄曇りで弱い風があるので汗をかかずにすむ。
赤色で書いた文字がすっかり消えてしまった表示板、穴埋め問題みたいだな。
真滝駅への案内があってその近くのお宅のつつじが実に見事だった。
歩いていくと田んぼの向こうを動物が走って来るのが見えた。
まさか熊ではないだろうな、それともイノシシか。
カモシカだった。
岩手県の田舎道を走っているとときどきカモシカに遭遇する。
盛岡市の県立博物館の庭でも見かけたことがある、けっこう人家のあるところにも出てくるのだ。
カモシカは道路の手前で止まって車が通り過ぎるのをまってから道路を横断していた、エライなあ。
道路を渡り終えてからわたしがカメラを構えているのに気付いたようで後ろを振り返ってちゃんとポーズをとってくれた。
「写真を撮りましたか、では山のほうへ帰りますからね」と言ったかどうだか。
今年も熊に襲われる被害が頻発しているけどカモシカに襲われたというのは聞いたことがないな、警戒心が強いんだろうか。
年季の入った真滝駅の案内板。
真滝駅には「無人駅」と英語でも表記がしてあった。もしかしてこの駅も外国人に人気なのか?
記念の写真も撮影する。
2024年(R6)5月12日(日)
一ノ関駅 ―> 真滝駅 5.7JR営業キロ
いわてホリデーパス切符は土日のみの利用なので天気予報とにらめっこで出発日を決めた。
盛岡駅 - 一ノ関駅間は90.2JR営業キロで19駅もある。
盛岡駅発の5時10分発の始発はあるが朝寝坊のわたしにはつらい時間だ、6時39分発の一ノ関行きに乗ることにする。
日曜日ということもありゆっくり座っていける。
途中の平泉駅から外国人の団体が乗り込んできた。
全員中年の女性でディパック、トレッキングポールなどの装備だ。世界遺産である平泉の周辺をトレッキングしてきたのだろうか。
一行は一ノ関駅で降りると新幹線ホームへと向かっていった。
岩手県も外国人観光客が目に付くようになってきたけれどこのような形での観光客はまだ少ないだろうと思う。
一ノ関駅で降りたらまずは駅前を見に行く。
前回の歩き旅で訪れたのは2010年9月12日だった、もうあれから14年か~。
当時はまだ東北新幹線は青森まで開通していなかったんだよなあ、振り返ってみると月日の流れの速さにただただ驚愕するばかり。
駅前は14年前とほとんど変わりが無いようだ。
わたしは知らなかったのだが大船渡線には2012年から「Pokemon With Youトレイン」というのが運行されているのだ。
JR地方交通線はどこも赤字路線だからなんとかして客を呼び込もうと工夫を凝らしている。
人気だったSL銀河は2023年6月で運行が終了してしまった。
SLよりポケモンのほうが人気なんだろうか。
一ノ関駅を後にして歩き出す。
道路標識を見ると気仙沼まで国道284号線で44キロメートルとなっている。
JR路線では62キロあるが、猊鼻渓など人家のある所に駅があるのでかなり遠回りをしているのだ。
しばらく線路と道路は並行してはしる。
バス停のわきには古タイヤと竹を使ったベンチがあった、これはエコでいいね。
ちょうど田植えの季節だ、いまは田植え機があるから楽だろうな。
わたしは子供のころに田植えの手伝いをしたことを思い出してしまった、当時は機械はなくて全て人の手で植えていた。
満開のキリの花を見ながら歩いていく。天候は薄曇りで弱い風があるので汗をかかずにすむ。
赤色で書いた文字がすっかり消えてしまった表示板、穴埋め問題みたいだな。
真滝駅への案内があってその近くのお宅のつつじが実に見事だった。
歩いていくと田んぼの向こうを動物が走って来るのが見えた。
まさか熊ではないだろうな、それともイノシシか。
カモシカだった。
岩手県の田舎道を走っているとときどきカモシカに遭遇する。
盛岡市の県立博物館の庭でも見かけたことがある、けっこう人家のあるところにも出てくるのだ。
カモシカは道路の手前で止まって車が通り過ぎるのをまってから道路を横断していた、エライなあ。
道路を渡り終えてからわたしがカメラを構えているのに気付いたようで後ろを振り返ってちゃんとポーズをとってくれた。
「写真を撮りましたか、では山のほうへ帰りますからね」と言ったかどうだか。
今年も熊に襲われる被害が頻発しているけどカモシカに襲われたというのは聞いたことがないな、警戒心が強いんだろうか。
年季の入った真滝駅の案内板。
真滝駅には「無人駅」と英語でも表記がしてあった。もしかしてこの駅も外国人に人気なのか?
記念の写真も撮影する。